
なのに、またしても茶靴を買ってしまったのは、仕事帰りにふらっと立ち寄った青山のロイド フットウェアでのこと。
雰囲気あるカントリースコッチグレインカーフに一目惚れしてしまったのはもちろん、店長の浦上さんが、「履き込んでいくうちに少しずつ足に馴染んでいく革がいいよ」のひとこと。
この手の革質はカジュアルかつスポーティな印象になりがちですが、Uチップですから、これで正解!と。見れば見るほど、柔らかな丸みのアーモンドトウとも馴染んで、奇抜ではなく大人っぽい雰囲気。飽きずに長く履ける、ロイドらしさがしっかり具現化された靴です。
ちなみにこれは、マスターロイドの次に位置する通称「Jシリーズ」。最大の特徴は、このシリーズでは初めてラバーソールを装着した点。
しかも、英国製リッジウェイソールですが、側面から見ると革底と表情がほとんど変わらないので、街履きも可能です。キズも目立ちにくい革との相乗効果で、天候やシーンもそれほど気にせず履けるんです。
「木型を細くしてシェイプで履かせるというより、厚手の革が足全体をビシッとホールドしてくれる英国靴本来の心地よさが存分に堪能できますよ」と浦上さん。その言葉を信じて、10年履き続けます!
耐久性も抜群です!
足をまっすぐ立たせてくれる広くて硬いヒールカウンター。踵回りのキズもしっかり防御。
肉厚のタンが心地いい
幅広く厚みがあって、柔らかいタンが甲全体を包み込むようにしっかりホールドしてくれます。
長時間歩いても疲れ知らず
英国のカントリーサイドを歩くために開発されたリッジウェイソールゆえ、クッション性も◎。
商品データ
ツイードJKとの相性は抜群です!
最上級ライン、マスターロイド同様、価格を遥かに超える品質で長年人気「Jシリーズ」から4年前に発売された定番モデル。英国カントリーサイドを歩くために開発されたソールゆえ、グリップ力は抜群です。しかも側面からはその面影があまり出てきません。グッドイヤーウェルト製法。
4万9350円(ロイド フットウェア青山)