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メルセデス・ベンツAクラスの最新世代のタッチパッド
最新世代のタッチパッドを備え、こちらで使用頻度の高いナビの操作や機能の選択などが可能。スマホのようにピンチやスワイプで操作ができるため、使い勝手の良さも非常に高い。

以前、このMBUXの開発者になぜアマゾンのアレクサやアップルのsiriやグーグルアシスタントなど既存のシステムを使わないのかとたずねたところ、自動車には特有の操作が多く、まだそれらのシステムと連携を取るのは難しいからと答えていた。そして、将来的にそれらのシステムと統合する可能性については否定していなかった。新型Aクラスに続いて、新型のBMW3シリーズにもこうしたAI音声会話システムが搭載されたが、ドイツプレミアムブランドの「できることはとにかくやってみる」という勢いには感心する。

メルセデス・ベンツAクラスの10.25インチのワイドスクリーンを二つ組み合わせた大型モニター
10.25インチのワイドスクリーンを二つ組み合わせた大型モニター。タッチパネルとなっているので、操作も感覚で行える。今後は続々と主力モデルに採用される技術がこの価格帯のクルマにも採用されている点がメルセデス・ベンツの凄さだろう。

エクステリアはCLSにはじまった新世代のものとなり、シンプルで大人っぽいデザインになった。インテリアは2つ並んだ10.25インチスクリーンを中心に、SクラスやEクラス譲りのステアリングやスイッチ類を用いた上質なものだ。ボディサイズは、従来モデル比でホイールベースを30mm延長、フロントのトレッド幅は14mm広くし、その分を後席の居住空間の拡大や荷室の使い勝手の改善にあてている。

メルセデス・ベンツAクラスのラゲッジスペース
ラゲッジスペースはハッチバックスタイルなのでかなり広め。通常時で370?、後部座席を倒すと1210?にまで拡大できる。

また課題の1つだった後方視界を改善、またリアのドア形状を変更することで後席の乗降性を高めた。荷室の奥行きを115mm延長したことで荷室容量は29リッター増加し370リッターになっている。

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