SUVじゃなくSAVでもなく、コンパクトSACと呼んで欲しい! BMW X2はどんなクルマ?

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BMW X2

新規顧客を獲得できるか? 物凄く冒険的…ではないけれど野心的な最新SAC

SAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)という新ジャンルを標榜して登場した初代X5で、プレミアムSUVブームの先鞭をつけたBMWは、その後、このXモデルのラインナップを続々と拡大させていき、今ではX3、X1という兄弟が揃う。さらに、派生モデルとして機能性重視の”SAV”に対して、スタイルを優先したSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)も投入。こちらには偶数のネーミングが与えられている。

BMW X2
2018年4月に日本での発売を開始したSACシリーズ最小モデルとなるX2。ちなみに7月からはXモデルとして初めてオンラインストア(Amazon.co.jp)で頭金の決算が可能となっている。

新登場のBMW X2は、同様にX6から始まりX4と続いた、このSACの第3弾。いちばんコンパクトなモデルとなる。

もっとも、兄貴分たちがいかにもクーペらしく、リアウインドウを大胆に寝かせていたのに対して、このサイズでは十分な居住スペースが確保できないこともあり、違ったアプローチでデザインされている。全高こそ同様に低く抑えられているが、ルーフは後方まで伸ばされており、そのスマートな上半身に、力強い大径タイヤと高い地上高を組み合わせることによって、独特の存在感を醸し出そうとしているのだ。

BMWのバックスタイル
前後バンパーやサイドシル、ホイールアーチをフローズングレーで塗装してアクティブさを演出。Cピラーに配置したエンブレムなど、これまでのXモデルとは違ったデザイン要素を取り入れている。

しかも試乗車のX2 xDrive20i M Sport Xは、これまでのSACにはなかったフローズングレーで塗られたフロントバンパーカバー、ホイールアーチ、サイドシル、リアスカートでコーディネートすることで、タフなイメージを一層強調している。また、BMW伝統のディテールも、たとえばキドニーグリルが初めて、下側の方が幅広い形状とされていたり、Cピラーにブランドマークをあしらったりと、新たな解釈で用いられているのである。

しかし、そこに気付くのはきっと余程のマニアだけで、多くの人にとってはこれもまたBMWの文脈上にあるデザインに見えるはず。物凄く冒険的というわけではないのだが、その辺りもまたBMWの上手いところなのかもしれない。

ハイクオリティなインテリア(写真2枚)

これぞBMWというデザイン、そして仕立てのインテリアは、このセグメントでは群を抜くハイクオリティぶりで唸らせる。サイズ、そして全高からして決して広々としているわけではないが、この凝縮感は悪くない。リアシートも意外とちゃんと座れると思ったら、実はX4よりも頭上スペースは広いのだという。

BMWらしい上質でスポーティなインテリア。ドライバーオリエンテッドな造形はほかのBMW車と同じ。コンパクトモデルでもプレミアム感は十分に打ち出している。

BMWらしい上質でスポーティなインテリア。ドライバーオリエンテッドな造形はほかのBMW車と同じ。コンパクトモデルでもプレミアム感は十分に打ち出している。

M Sport Xはマイクロ・ヘキサゴン・クロス/アルカンタラ・コンビネーションのスポーツシートを標準で装備する。

M Sport Xはマイクロ・ヘキサゴン・クロス/アルカンタラ・コンビネーションのスポーツシートを標準で装備する。

ボディのコンパクトさからは意外に思えるほど居住性に優れたリアシート。大人が座っても窮屈さは感じない。

ボディのコンパクトさからは意外に思えるほど居住性に優れたリアシート。大人が座っても窮屈さは感じない。

リアシートに4:2:4の分割可倒式を採用することで実用性を重視。普段使いだけでなく、レジャーシーンでも頼りになる。

リアシートに4:2:4の分割可倒式を採用することで実用性を重視。普段使いだけでなく、レジャーシーンでも頼りになる。

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