最先端のエコ性能を持つSUV3台
ボルボ XC60
人とは違う世界を演出したいならコレ! ディーゼルほかPHVも選べる(写真6枚)
グローバルはもちろん、日本国内でも新風を巻き起こしているボルボ。その中でもミドルクラスに位置するXC60はエコ性能においても優れた提案と充実したラインナップを持つ。
ボルボは現在「Drive-E」という戦略を打ち出し、商品に搭載している。要約すると、今後は自社で開発・製造するエンジンは4気筒&2リッターを上限とし、それに過給器やモーター/バッテリーを組み合わせることで環境への影響を抑えつつ、高性能を実現するという。
ゆえにXC60にも2リッター直4のガソリン(出力の異なるバージョンもある)、クリーンディーゼル、PHVの3種類のパワートレーンを設定している。
従来までは大排気量のV8エンジンなどもラインナップしていたことを考えると、早い時期から環境性能や効率化を提案してきたボルボの戦略は非常に賢いと言える。
ガソリンエンジンは街中でのドライバビリティに優れるが、何よりも注目はクリーンディーゼルである。XC60というクルマの性格上、ロングドライブやアクティビティに使われる機会が多くなる。その点でもゆとりある走りにプラスして優れた燃費性能を持つクリーンディーゼルは燃料代高騰の昨今も含め魅力的であることは間違いない。
PHVに関してはピュアEVとしても約45.4kmの航続距離性能を実現している。普段の買い物や近距離への移動はEVモード、それ以外はハイブリッドモードで走る、クルマの知能化が叫ばれている中、XC60のPHVはインテリジェントな走りを可能にする1台と言える。