>> この記事の先頭に戻る

これからはAI搭載が常識となる?

メルセデス・ベンツ 新型A200のメーターモニター
メルセデス・ベンツ 新型A200
メーターなどのモニターの表示はカスタマイズが可能。ドライバーの好み、走行状況によって表示させる項目や表示方法などを任意に設定できる。中央側のモニターにはタッチスクリーンを採用。

そして注目は、メルセデス初のインフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」だ。運転席に座ると目の前にメーターナセルがなく、メーターパネルとナビ画面の位置に、10.25インチのディスプレイを2つ組み合わせた大型モニターがある。従来の自動車のタッチスクリーンといえば、反応が鈍く操作にストレスを感じるものが大半だが、それがない。操作感はさながらスマートフォンだ。



そしていまどきのアップルのSiriや、アマゾンのAlexaよろしく、「ヘイ、メルセデス!」と声をかけるとシステムが起動し、AI(人口知能)を活用して、音楽やエアコンの温度操作や、アンビエントライトのカラーの変更などもできるというものだ。

最初は音声入力って気恥ずかしいし、エアコンの温度くらい自分で変えたほうが早くない? と思っていた。ところがしばらく使っていると、「I’m hot」とつぶやけば、エアコンの温度を1℃下げてくれたり、「twenty degree」と温度を指定したりすれば、それに合わせてくれる。車内で歌をうたっているようなものだと思えば、気恥ずかしさもすぐになくなった。

現在、日本語仕様の開発が進められているが、その難しさもあってまだ新型Aクラスの正式な導入タイミングは決まっていないという。とても待ち遠しい。MBUXは人とクルマとの新たなコミュニケーションを創造するものになるかもしれない。

関連記事:合言葉は「Hey, Mercedes」 新型メルセデス・ベンツAクラスの「MBUX」を試した





文/藤野太一 編集/iconic

<b>メルセデス・ベンツ 新型A200</b><br />シンプルなボディラインで構成されたフォルム。一見、大人しくなったように思えるが、実際に見るとその美しいラインは現行型にはない魅力。見る者を引きつける。

メルセデス・ベンツ 新型A200
シンプルなボディラインで構成されたフォルム。一見、大人しくなったように思えるが、実際に見るとその美しいラインは現行型にはない魅力。見る者を引きつける。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A200</b><br />テールランプはリアハッチとボディサイドをつなぐように配置。ワイド感を強調するだけでなく、このデザインとすることでハッチ開口部を広くすることに成功している。

メルセデス・ベンツ 新型A200
テールランプはリアハッチとボディサイドをつなぐように配置。ワイド感を強調するだけでなく、このデザインとすることでハッチ開口部を広くすることに成功している。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1</b><br />もう一台の試乗車はA250エディション1。A250は現時点でのガソリンエンジン搭載のトップグレードとなり、2リッターの直4ターボエンジンを採用する。

メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1
もう一台の試乗車はA250エディション1。A250は現時点でのガソリンエンジン搭載のトップグレードとなり、2リッターの直4ターボエンジンを採用する。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1</b><br />パワフルなエンジンは、低回転域でもぐいぐいと加速する。足回りには電子制御ダンパーのアクティブダンピングコントロールを搭載する。

メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1
パワフルなエンジンは、低回転域でもぐいぐいと加速する。足回りには電子制御ダンパーのアクティブダンピングコントロールを搭載する。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1</b><br />2リッター直4ターボエンジンは、最高出力224ps、最大トルク350Nmを発揮する。

メルセデス・ベンツ 新型A250 エディション1
2リッター直4ターボエンジンは、最高出力224ps、最大トルク350Nmを発揮する。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A200</b><br />センターコンソールに配置された新しい形状のタッチパッド。これまで以上に自然な感覚で扱える。メルセデスの操作スイッチは、常に使いやすいよう進化し続けているのだ。

メルセデス・ベンツ 新型A200
センターコンソールに配置された新しい形状のタッチパッド。これまで以上に自然な感覚で扱える。メルセデスの操作スイッチは、常に使いやすいよう進化し続けているのだ。

<b>メルセデス・ベンツ 新型A200</b><br />後席には分割可倒式を採用。3分割のため、大人2人が乗車したうえで長尺物を搭載できるなど、フレキシブルな構造としている。

メルセデス・ベンツ 新型A200
後席には分割可倒式を採用。3分割のため、大人2人が乗車したうえで長尺物を搭載できるなど、フレキシブルな構造としている。

  1. 3
LINE
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
星のや
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
pagetop