センターコンソールとメーターパネル(写真2枚)
ウルスの走りに関して、最も注目すべきポイントは、センターコンソール上にひと際目立つ操縦桿のようなスイッチ=タンブーロを使って、強力なパワートレーンと最新の車体制御システムを、走行環境に最適な組み合わせにセッティングできること(ちなみにモニター画面上にタッチしてもセットは可能)。
ドライバー側のレバーで、ストラーダ(ノーマル)・スポーツ・コルサ(サーキット)、テッラ(グラベル)、ネーヴェ(スノー)、サッビア(デザート)という計6つのドライブモードのなかから、走行環境にあわせて好みのセッティングを選ぶ。車両が自ら、パワートレーンやシャシー、ステアリングにおける最適な制御を自動で指令してくれる、というわけ。助手席側のレバーはお好みモード用で、さきほどの決められた6つのモードではなく、パワートレーン(エンジンとミッション)、ステアリング、サスペンションのそれぞれにソフトからハードまで3段階のセッティングが用意されており、これらを好きなように組み合わせることができるという優れものだ。