『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
JOHN LOBB(ジョンロブ)
世界的メゾングループの傘下で辣腕が振るわれる紳士靴メーカーは今でこそ珍しくないが、その先鞭はジョンロブだったと知っているだろうか。エルメスグループがコスト度外視の靴作りに手を差し伸べ、ビスポークの技法を活かしたプレタポルテラインを発表し、業界を次のステージに押し上げてきたのだ。
ロペス
【木型】 4395
【製法】 グッドイヤーウェルト
【ソール】 シングルレザー
75年の時を経た普遍のピース
1950年に誕生し、ペニーローファーに着想を得た「ロペス」。パリの著名な美学貴族として知られたロペス男爵の命を受け、描かれたスケッチから始まったビスポークシューズが原型で、当初よりシルエットは一切不変。短すぎず長すぎないフォルムは専用ラスト「4395」の真骨頂。サドル部分の窓枠は印象的なオーバル形状で、見る人が見れば分かるデザインだ。フロントエプロンはハンドで縫い合わせられ、美が際立つ仕上がりとなっている。このブラックでは履き込むほどに渋艶の増すオックスフォードカーフが採用されている。28万3800円
フィリップⅡ
【木型】 7000
【製法】 グッドイヤーウェルト
【ソール】 プレステージレザー
既製靴のレベルをビスポークの域に押し上げた
高度な技術が要されるシームレスなヒール、手仕事で削りこまれたベヴェルドウエスト、ビスポーク譲りの意匠を惜しみなく取り入れた「プレステージライン」を代表する一足で、堪らなくグラマラスなパンチトキャップトゥだ。親子穴仕様のブローギングと、レースステイ部の小穴のパーフォレーションの組み合わせは、控えめにしてクラシックな品格。うっとりする曲線の半カラス仕上げアウトソールにも目を奪われるだろう。34万9800円
テリー
【木型】 7000L
【製法】 グッドイヤーウェルト
【ソール】 プレステージレザーソール
ロブ流を貫くタッセルローファー
2026年秋冬シーズンの新作は、クラシックなタッセルローファーをジョンロブならではの視点で再解釈したモデル。ステッチが極めて目立たないプレーントゥのホールカット、低重心の7000Lラスト、そしてプレステージソールの組み合わせにより、エレガンスを追求した一足に。一方で高密度の刺繍で仕上げたバーは、小粒ながら印象的なアクセントに。ハンドメイドの大ぶりのタッセルがブリティッシュな力強さを表現。35万2000円
【BRAND HISTORY】JOHN LOBB(ジョンロブ)
見習いブーツ職人として世界中を徒歩で渡り歩いてきた創業者が、ロンドンへと戻って1866年、リージェントストリートにブティックをオープン。上流階級や政財界の要人を顧客にビスポーク靴として名を馳せていく。1976年にエルメスグループの傘下となり、既製靴のコレクションを発表したことで、ビスポークレベルの既製靴が市井のハイセンスな人々にも広まっていった。
【創業年】1866年
【創業者】ジョン・ロブ
【創業地】イギリス・ロンドン
問い合わせ先
ジョン ロブ ジャパン
TEL:03-6267-6010
https://www.johnlobb.com/ja_jp/
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