海上のプライベート空間で提案する、「DISCOVER ESCAPISM」という新たなラグジュアリー
レクサスは2026年9月、ラグジュアリーヨット「LY680」の海外販売の開始を発表した。2024年に発表され、2026年3月の実船世界初公開と同時に日本で販売を開始したモデルで、今回いよいよグローバル市場へ展開する。2026年10月28日から米国フロリダ州で開催される「Fort Lauderdale International Boat Show」にも出展予定。クルマだけにとどまらず、陸・海・空へと領域を広げるレクサスの「360度モビリティ」を象徴する存在だ。
レクサスとヨットの関係は、2017年に発表した「Lexus Sport Yacht Concept」に遡る。その流れを汲んで2019年に発表されたのが「LY650」であり、LY680はその改良モデルにあたる。全長は20.63m(約68フィート)、全幅5.76m。LY650に対してフライブリッジを約1400mm、スイミングプラットフォームを700mm延長し、海上で過ごす時間そのものをより豊かなものへと進化させた。客室は3室を備え、ベッドは6名分、乗員定員は15名となる。
エクステリアにはレクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」を取り入れ、流麗でダイナミックなフォルムを構築。一方、室内は細部まで作り込んだ快適な居住空間とし、今回掲げる「DISCOVER ESCAPISM」というテーマのもと、海を多忙な日常から離れて素の自分に戻るためのプライベートな空間として捉えている。単に移動するための船ではなく、そこで過ごす体験まで含めてラグジュアリーを提案するところに、現在のレクサスらしさが表れている。
動力にはVolvo Penta製IPS 1350またはIPS 1050を2基搭載。レクサスが目指したのは、クルマと同様の「すっきりと奥深い」パフォーマンス。安定した操縦性と優れた乗り心地、静粛性を追求し、操船する楽しさと乗員の快適性を両立させた。建造は大型ラグジュアリーヨットで実績を持つHorizon Groupが担当し、レクサスによるデザインと体験価値の設計に、その造船技術を組み合わせている。
日本では2026年3月に発売され、価格は7億7000万円(税込)から。オーナーの要望に応じた仕様変更にも対応するため、選択する装備や仕立てによって価格は変わる。LY680は単なるブランド名を冠したヨットではなく、レクサスが目指すラグジュアリーライフスタイルブランドとしての領域を、クルマから海へと広げる一艇なのである。
問い合わせ先
レクサスインフォメーションデスク
0800-500-5577(9:00〜17:00 年末年始を除く)





