『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
ジェイエムウエストンはフランスを代表するシューズメゾン。日本では直営店がオープンする少し前、1990年代前後のフレンチトラッドブーム下で高感度のセレクトショップがいち早く買い付け、伝搬してきた。洒落者たちはこぞってパリの本店詣でへ。本場のフィッティングを受け、そのストーリーも憧憬に火を付けた。
サイドゴアブーツ #705
【製法】 グッドイヤーウェルト
【ソール】 レザーソール・ラバーソール
ハンサムとはこういうことさ
緻密に計算されたパターンの一枚革で仕立てられた「サイドゴアブーツ #705」は、ジェイエムウエストンのクラフツマンシップが堪能できる代表モデル。キメの細かい美麗なボックスカーフを立体的に成形するクリッピングは、卓越した職人の手仕事によるもの。この工程を経て甲センターに出現するクリースラインは唯一無二で、革の質感を最大限に引き出し、エレガントな佇まいを演出する。スマートなフォルムゆえ、スラックスからデニムまで幅広いスタイリングで活躍。レザーソールは自社のタナリー「バスタン」で鞣している。20万9000円
フュザン アシンメトリカル オックスフォード #367
【製法】 グッドイヤーウェルト
【ソール】 レザーソール
ビスポークかと見紛うディテール美
贅を尽くした仕様のハイエンドライン「フュザン」は、ビスポークシューズに着想を受けたディテールを取り入れた逸品。専用に設計されたラストはシャープでエッジの立ったフォルムで、真鍮製のトゥプレートにツートーン仕上げのソール、内外非対称のデザインなど、特別感を際立たせ、靴好きの目を惹く一足に。「木炭」を意味するフランス語から名づけられた本シリーズには専用のシューツリーとシューバッグが付属する。30万8000円
ドレススニーカー #987
【製法】 セメント(サイドステッチ)
【ソール】 ラバー
エスプリの効いたデザインが魅力
2025年秋冬シーズンから展開を開始したドレススニーカーのコレクションは、ドレスシューズのエレガンスとスニーカーの快適性を融合させたブランドの新境地。しなやかで上質なレザーのアッパーに、アシンメトリーなエラスティックゴムを備え、専用の軽量ラバーソールによるコンフォートな履き心地が特徴。現代のオフィスにも、いわんや週末にも活躍する、モダンな都市部のライフスタイルに寄り添う一足となるはずだ。15万4000円
【BRAND HISTORY】J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
創業者の息子ユージェーヌ氏がアメリカ靴の近代的な製造方法に着目し、ボストン近郊のウエストンでグッドイヤーウェルト製法を修学。それがブランド名の由来のひとつだ。1922年にパリ1号店をオープン。1946年に発表されたアイコンモデル「シグニチャーローファー #180」の功績が大で、エスプリの効いたフレンチエレガンスが通底するスタイルが世界的評価を受けていく。クラフツマンシップを重んじ、自社でタンナーを抱える世界的にも稀有なメゾンだ。
【創業年】1891年
【創業者】エドゥアール・ブランシャール
【創業地】フランス・リモージュ地方
問い合わせ先
J.M. WESTON 青山店
TEL:03-5485-0306
https://jmweston.jp/
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