伝統のSVはハイブリッドで新たな領域へ。ランボルギーニ レヴエルトに「SV」登場

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ランボルギーニ

V12自然吸気とハイブリッドを融合。ブランド史上最もパワフルな量産モデルへ

ランボルギーニは2026年8月、フラッグシップHPEV「レヴエルト(Revuelto)」をベースとする高性能モデル「レヴエルト SV」を発表した。1971年のミウラSVから受け継がれる「Super Veloce(SV)」の系譜を継ぐ最新モデルであり、さらなる高出力化と軽量化、空力性能、シャシー性能を磨き上げたV12ハイブリッドスーパースポーツだ。システム総出力は1065CVに達し、「The Quantum of Driving(ドライビング体験の質的飛躍)」をコンセプトに、ランボルギーニ史上最もパワフルかつ最速の量産モデルとして登場した。世界限定1963台が生産される。

SVは、ランボルギーニにおける究極のパフォーマンスモデルを意味する称号だ。ミウラ SV、ディアブロ SV、ムルシエラゴLP670-4 SV、アヴェンタドール SVへと受け継がれてきた伝統を継承し、レヴエルト SVではV12ハイブリッド時代の新たな頂点を目指した。6.5リッター自然吸気V型12気筒エンジンは825psまで高められ、3基の電気モーターとの組み合わせによるシステム総出力1065ps/最大トルク1425Nmを発生。0→100km/h加速2.4秒、最高速度345km/hという圧倒的な性能を実現している。さらに改良された7.3kWhバッテリーは、サーキット走行でも安定した出力を維持する性能を備え、公道からサーキットまで一貫したパフォーマンスを追求した。

エクステリアは、レヴエルトの造形美を継承しながら、よりアグレッシブなエアロダイナミクスへと進化した。新設計フロントスプリッターや固定式リアウイング、最適化されたアンダーボディによって総合ダウンフォースはレヴエルト比で80%向上し、空力効率も大幅に改善。新開発のセンターロックホイールや露出したカーボンファイバー、専用SVロゴなどが、レーシングカー由来の存在感を際立たせている。インテリアは「Feel like a Pilot」の思想をさらに深化させ、軽量カーボン製ドアパネルや専用スポーツシート、SV専用グラフィックを採用。ドライバーを中心としたコックピットが、マシンとの一体感を高める。

足まわりも全面的に強化された。GT3マシン由来の4ウェイ手動調整式ダンパーや新開発CCM-R Plusカーボンセラミックブレーキを採用し、俊敏性は17%、横方向グリップは10%向上。さらにランボルギーニ初となる「Pilota」ドライビングモードを搭載し、5段階のトラクションコントロールを通じて、サーキットでの走りをドライバーの好みに応じて細かく調整できる。ホッケンハイムリンクでは1分41秒6を記録し、量産車最速ラップを樹立するなど、その実力を証明した。

Revuelto SVは、自然吸気V12エンジンというランボルギーニの伝統を守りながら、電動化技術とレーシングテクノロジーを融合した次世代のSuper Veloceである。ブランドの歴史を受け継ぐSVの名にふさわしく、ドライバーの感性に直接訴えかける「究極のドライビング体験」を提示する一台といえるだろう。

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