AtoZで斬る! 旬なKEYWORDで徹底解説
新作ウォッチ2026
今、選ぶべきタイムピースとは? 2026年4月に開催された新作エキシビションWatches & Wonders Geneva 2026を軸に同時期に発表された新作から注目作を選び出し、アルファベット順にキーワードを設定して徹底検証。タイムピースの A to Z を読み解く‼
【V】Vintage
ヴィンテージ感が新しい!
時計にしろ自動車にしろ、もの作りの歴史を紐解けば、萌芽期、成長期、成熟期を経て量産期に至る。腕時計の場合、70年代の量産化とクォーツショック到来以前、50年代がピーク、せいぜい60年代までとよく言われる。古き佳き時代の恵みを求めるは人間の本能なのか。AIが跋扈し始めた今、ヴィンテージへの志向は当面已みそうもない。
古くて新しいカリフォルニアダイヤル
TUDOR(チューダー)
ファセットを効かせたSSケースに、ローマ数字とアラビア数字を組み合わせたカリフォルニアダイヤル、6時位置のスモールセコンドを配した新作「モナーク」。縦方向の筋目を施した“パピルストーン”文字盤やスネイル仕上げの小秒針が、ヴィンテージライクな趣を漂わせている。METAS認定を受けたCal.MT5662-2Uを搭載し、約65時間駆動を実現。自動巻き。SSケース&ブレスレット。ケース径39mm。100m防水。81万6200円(日本ロレックス / チューダー)
スイス時計史に刻まれた物語へのオマージュ
ORIS(オリス)
高品質なムーブメントを開発する自由を制限していたスイス時計法から解放された1966年、オリスは自社初のレバー脱進機搭載ムーブメントを開発。その独立精神を象徴するモデルとして誕生したのが「オリス スター」だ。本作はその復刻版。35mmのバレル型ケースやプレキシ風防、グレー文字盤など往年の意匠を継承しつつ、現代のCal.733-1を搭載する。自動巻き。SSケース。レザーストラップ。ケース径35mm。5気圧防水。36万3000円(オリスジャパン)
タキシードダイヤルで魅せるネオ・ビンテージ
RAYMOND WEIL(レイモンド ウェイル)
フランス語で“ヴィンテージ”を意味する「ミレジム」のスモールセコンドに、ツートーンカラーのタキシードダイヤルが登場。1930年代頃のセクターダイヤルを再解釈した幾何学的な構成に、同モデル初となるアラビア数字インデックスを採用し、クラシックな趣と親しみやすさを両立している。長めのラグなども、ネオ・ヴィンテージな雰囲気。自動巻き。SSケース。カーフストラップ。ケース径39.5mm。5気圧防水。37万4000円(ジーエムインターナショナル)
[MEN’S EX Summer 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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