最大771kmの航続距離を実現。新開発MMAプラットフォームとMB.OSを採用する新世代モデル
メルセデス・ベンツは2026年7月、新型電気自動車「CLA with EQ Technology」と「CLA Shooting Brake with EQ Technology」を発表し、予約受注を開始した。CLAとして初のBEVとなる新世代モデルで、新開発の「Mercedes-Benz Modular Architecture(MMA)」を採用。日本仕様では最大771km(WLTPモード)の一充電航続距離を実現するとともに、自社開発の「MB.OS」と第4世代MBUXを搭載し、デジタル体験から走行性能までを刷新した。
2013年に4ドアクーペとして誕生したCLAは、「Sensual Purity(官能的純粋)」を体現する流麗なデザインと先進性を融合したモデルとして進化を続けてきた。新型では、伸びやかなホイールベースと低く流れるルーフラインを生かしたプロポーションを継承しながら、142個のLEDで構成されるイルミネーテッドパターンパネルや、スリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーを採用。シューティングブレークは、その美しいフォルムに高い実用性を組み合わせた。
インテリアは「日本庭園」に着想を得たミニマルなデザインを採用。MBUXスーパースクリーンを中心とした新世代コックピットに加え、自社開発のMB.OSがインフォテインメントや運転支援、充電機能までを統合制御する。第4世代MBUXにはChatGPTやMicrosoft Bing、Google Geminiを活用したバーチャルアシスタントを採用し、自然な対話による操作や高度なナビゲーション機能を実現。OTAによる継続的なソフトウェアアップデートにも対応する。
電動パワートレインは、メルセデス・ベンツが独自開発した永久磁石同期モーターをリアに搭載し、2速EVトランスミッションを組み合わせることで、市街地での力強い加速と高速巡航時の高効率を両立。85.5kWhバッテリー搭載のCLA 250+ with EQ Technologyは最大771km、シューティングブレークは755km(ともにWLTPモード)の航続距離を実現する。Cd値0.21という優れた空力性能や最大200kWの回生ブレーキ、マルチソースヒートポンプなども、効率向上に大きく貢献している。
価格はCLAが668万円から775万円、CLA Shooting Brakeが691万円から798万円。いずれもCEV補助金98万円の対象となる。電動化とデジタル化を中核に、走りからユーザー体験までを全面刷新した新型CLAは、メルセデス・ベンツの新世代モデルを象徴する一台となっている。
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