権威あるiFデザインアワードでプロダクトデザイン分野の最高評価を獲得
ホンダは2026年3月19日、電動ネイキッドモデル「WN7」が国際的に権威あるiFデザインアワード2026において最高賞であるゴールドアワードを受賞したと発表した。プロダクトデザイン分野での最高評価となるこの受賞は、同社にとって初の快挙となる。
WN7は“Be the Wind”というコンセプトのもと開発された電動ネイキッドモデルであり、ホンダが掲げるカーボンニュートラルへの取り組みの一環として位置づけられる。従来の内燃機関モデルが持つダイナミズムを継承しながら、電動ならではの静粛性とレスポンスを融合。風のように自由に走る楽しみを体験して欲しい、という開発者の思いが込められたモデルだ。
デザイン面では、機能美を追求したシンプルかつ力強いシルエットが特徴だ。ライダーと接する部分は滑らかに処理され、操作性と快適性を両立。一方で水平基調のヘッドライトやブラックを基調としたカラーリングにゴールドのアクセントを加えることで、電動モデルとしての先進性とブランドらしい存在感を表現している。
車体構造も特徴的である。フレームレス構造を採用し、バッテリーケース自体を車体の一部として機能させることで、軽量化と自由度の高いレイアウトを実現。これにより、スリムで引き締まったプロポーションと、優れたハンドリング性能を両立している。
パワートレーンは水冷式電動モーターを搭載し、最大出力は50kW、最大トルクは100Nmを発揮。これは600ccクラスの内燃機関モデルに匹敵する出力と、1000ccクラスに相当するトルク特性を意味する。発進から中速域にかけての力強い加速と扱いやすさを兼ね備え、都市部からワインディングまで幅広いシーンに対応する性能を備える。
航続距離はおよそ130km前後とされ、CCS2規格の急速充電に対応。20〜80%まで約30分での充電が可能とされており、日常使いからショートツーリングまで現実的な運用を想定した仕様となっている。
WN7は単なる新型モデルではない。ホンダが長年培ってきたモーターサイクルの本質——操る楽しさ、バランス、そして信頼性——を電動時代において再構築した存在である。
電動化が進む二輪市場において、二輪の世界においても新たな価値基準が求められている。単なる動力源の変化ではなく、走りの楽しさやデザイン、そしてライダーとの関係性をいかに再定義するか。その問いに対するひとつの回答として登場したのが、ホンダ初のフルサイズ電動モーターサイクル「WN7」である。
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