
紺スーツに白シャツ、という超ベーシックな配色でも、地味になりすぎないようにするには、どうしたらよいか。まずスーツの地色は紺でありながら、遠目は無地のマイクロチェックにしてみよう。近くで見たときにさりげない奥行きが出る。また、白シャツの襟はレギュラーよりはタブカラーなど少しクラシック感の強いものにすると、さらに洒落度が増す。タブカラーの雰囲気に合わせて、ネクタイも少しヴィンテージ調の小紋柄を。全体的には紺・白・青という超ベーシック配色ながら、節度ある1.5柄でトレンド感ときちんと感を同時に表現できる。(2019年1月号掲載)
スーツ・ジャケット:ポール・スチュアートシャツ:ギ ローバー
タイ:ジョン コンフォート