【ひとりでも訪れたい】今秋開業で話題の〈JWマリオット・ホテル東京〉

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[2025年10月2日開業]
JWマリオット・ホテル東京(東京・高輪ゲートウェイ)
“禅” の美意識が息づく、静かなるラグジュアリー空間

首都圏初のJWマリオットで、心ほぐすマインドフルネス体験を

単なる海外ラグジュアリーの輸入では、もはや満足できない。10月、マリオット・インターナショナルの最上位ブランドが東京・高輪に登場した。「JW マリオット・ホテル東京」だ。創業者ジョン・ウィラード・マリオットの名を冠し、“心温まるエレガンス”をコンセプトとするこのブランドが掲げたテーマは“今この瞬間”を豊かに味わうマインドフルネスの精神―――日本的に言うならば“禅”である。

1階のメインエントランスは、禅の庭を再解釈したデザイン。かつて高輪・御殿山から望んだ富士山を表現したウェルカムアートがゲストを迎える。30階のレセプションエリアも御殿山からの景観がモチーフ。浮世絵を思わせる鎌倉堀風の天井装飾が、美しい陰影で雲の流れを描き出す。到着の瞬間から、空間は穏やかさに包まれている。

JW マリオット・ホテル東京 メインエントランス
メインエントランスでは、江戸の名勝として名高い高輪・御殿山からかつて望めた富士山をモチーフにした鏡面オブジェが出迎える。フロアは枯山水をイメージしている。

刻々と表情を変える東京の空を眺めながら過ごす静寂の時間

ゲストルームは、アースカラーを基調とした落ち着きのあるインテリア。全200室のうち9室はアジア初の「JW マインドフルルーム」として、よりウェルネスにフォーカスした滞在が叶う設計だ。

ゲストルーム
ゲストルームは、“禅”の美意識に着想を得た、藍と琥珀を基調とする落ち着いたデザイン。床から天井まである大きな窓から、東京の景色を一望できる。
プール
東京のホテルでは珍しい25メートルプール。28階にあり、パノラマビューとともに幻想的な光景が広がる。

ダイニングは、2人のミシュランシェフが監修する割烹「Saki(咲)」をはじめとする美食が待ち受ける。

日本料理レストラン「Kakō(華香)」
四季の移ろいを映す旬の素材を丁寧に引き出す日本料理レストラン「Kakō(華香)」。静けさと気品漂う空間で、厳選された地酒やワインとともに繊細な味わいを楽しめる。
「華香」のコース料理「蘭」
花鳥風月をテーマとした「華香」のコース料理は、季節ごとに内容が変わる。写真は、11月末まで提供されるコース「蘭」。2万円。

「JW Bar」では、都心の夜景を前に、一日の終わりに心を澄ます、洗練された時間が流れる。

30階の「JW Bar」
30階の「JW Bar」。
カクテル「ビックファットオールドファッションド」
ヘッドミクソロジストのジミーさんによるカクテル「ビックファットオールドファッションド」は、ウイスキーに牛脂を合わせたまろやかな口当たりに、ほうじ茶シロップとオレンジがほのかに香る一杯。

都心にいながら、滞在そのものがマインドフルネス体験となる―――このホテルが体現するのは、時代が求める“静かなるラグジュアリー”だ。

JWマリオット・ホテル東京
東京都港区高輪2-21-2
TEL/03-3434-7070
料金/1室2名利用で1泊15万8000円~(税サ込)
滞在時間/IN15時、OUT12時



[MEN’S EX Winter 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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