パーティのホストorゲストでどう着分ける?
ブラックスーツの正装と盛装
普段とはワンランク上のフォーマルな場に呼ばれたりさらには会社の式典などで自らがホストとなりブラックスーツ着用でゲストをお迎えしたりする機会もこれからのシーズンは増えるのではないだろうか。そんなときにフォーマルな佇まいを最も明確に示せるのは略礼服でもあるブラックスーツだが、それを用いながらも礼服然とはさせない、ファッション性を取り入れた装いが肝要だ。ホストとしてはきちんとしつつ弔事には見えない“正装”を、ゲストとしては場を華やがせる“盛装”による着こなしを紹介。
正装
Point!
“弔事に見えない”シャツタイ選び
ホストとしてのブラックスーツの着こなしは、タイドアップできちんと感を打ち出しつつも弔事に見えないアイテム選びが重要だ。シャツはタブカラーや、上の写真のようなストライプ柄やブラックカラーのものを、さらにタイも幾何学柄などの弔事では着用をしないようなファッション性のあるアイテムで洒脱に装うべし。ブラックカラーをベースにした物で合わせれば、ゲストを迎えるに見合うシックな佇まいを保てる。
盛装
Point!
インナーや小物で装いを盛り上げ
ゲストとしてフォーマルなパーティに出席する際には、インナーや小物使いで華やかな印象を打ち出そう。カラーニットにスカーフを覗かせるリラックスしたコーデをベースに、嫌らしくないがキラリと輝くエレガンスを感じさせる、シルバーメタルの効いた小物をアクセントにしたい。端正なラストのシングルストラップブーツは、バックルが上品なアクセントに。プレートバックルベルトや時計でもシルバーの輝きをプラスしたい。
[MEN’S EX Winter 2025の記事を再構成]
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