ユルめなハレの場、どう愉しむ?
真夏のテラスパーティスタイルガイド

夏のパーティで頻出する、オープンエアというオケージョン。フォーマルほどかしこまらない“ユルめなハレの場”は、自由さと格式を同時に楽しむ絶好のシーンだ。その具体例をお目にかけよう。
お手本はイタリア紳士
Occasion
□ プライベートヨットでみんなとワイワイ

洋上のプライベートパーティ・スタイルは、イタリア人を参考にするべし。気の置けない仲間と過ごすときにも、彼らは決してエレガンスを忘れない。湿った海風の中でも心地いいリネンシャツやシアサッカーショーツをまといつつ、肩掛けニットで紳士なアクセントを。白基調で爽やかにまとめるのもコツだ。
夕陽色ジャケットをマジックアワーの主役に
Occasion
□ シーサイドバーでアペロイベント

浜辺に佇むバーで、沈む夕日を眺めながらアペロを満喫。すべてが黄金色に染まるマジックアワーに、夕日のようなオレンジジャケットが溶け込む……そんな様子に思わず酔いしれてしまうはずだ。パンツは黒のリネンを選び、首元のスカーフも濃色を合わせて、間もなく訪れる夜も意識した装いに。
“船上の非常識”に注意すべし
Occasion
□ 豪華客船の「インフォーマル」

豪華客船に揺られて、1週間のクルージング。船内のドレスコードを見ると「インフォーマル」の文字が……しかしこれを“カジュアル”と解しては非常識だ。ジャケットは必ず着用し、ネクタイも締めるようにしよう。海を意識して紺白でまとめ、首元をボウタイで飾ればドレスコードに適った洒落心を発揮できる。
前編はこちら:オープンエアで楽しむ真夏のパーティスタイルガイド(前編)
[MEN’S EX Summer 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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