ユルめなハレの場、どう愉しむ?
真夏のテラスパーティスタイルガイド
夏のパーティで頻出する、オープンエアというオケージョン。フォーマルほどかしこまらない“ユルめなハレの場”は、自由さと格式を同時に楽しむ絶好のシーンだ。その具体例をお目にかけよう。
華麗なるアメトラの本領発揮
Occasion
□ 庭付きレストランでガーデンパーティ
披露宴会場としても有名な某旧華族の邸宅。荘厳な門扉をくぐり赤絨毯の廊下を抜けると、広々とした中庭が……グレート・ギャツビーさながらの空間で興じるガーデンパーティには、米国伝統のシアサッカースーツが実によく合う。紺ボウタイで引き締めつつ、足元はあえてスリッポンで脱コスプレ。
“ダークキューバ”で寛ぎドレスアップ
Occasion
□ 友人の別荘でホームグランピング
八ヶ岳に別荘をもつ友人に招かれて、緑に囲まれた庭でワイワイと食事。ジャケットを着るほどでもないが、ただの休日服とは差別化したい。そこで使えるのがキューバシャツだ。当地では正装にあたる服ゆえ、ドレスアップの趣が薫るのである。定番の白でなく紺を選べば、よりドレス感の高い印象に。
タキシードジャケットをサラリと着流して
Occasion
□ ホテルのテラスでシャンパンナイト
きらめく夜景を見下ろしながらシャンパンを味わうひとときは、夏ならではの楽しみ。そのロマンティックなムードをいっそう引き出すために、タキシードジャケットをドレスダウンして着用。シャツタイは排し、シルクリネンの半袖ニットにスカーフで涼やかに装えば、節度と遊びを心得た場慣れ感が漂う。
[MEN’S EX Summer 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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