「テイラーウィズリスペクト」を鯖江で徹底取材! 本格眼鏡はこうして作られる_02

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ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。

選ばれている理由はディテール製造にあり
テイラーウィズリスペクトの眼鏡はここで作られている

眼鏡の聖地・鯖江には、多くの工場が集結。中でもテイラーウィズリスペクトが指名する2社は、信頼と実績ある実力派だ。


眼鏡を製造するのは
ミヤシタオプトメーク

ミヤシタオプトメーク
宮下俊宏さん
ミヤシタオプトメーク代表取締役
宮下俊宏さん
眼鏡の調子取り等を請け負う、同社の代表取締役。テイラーウィズリスペクト他、多くのブランドから厚い信頼を獲得し、実績の高さはお墨付きだ。

少ロットにこだわり高品質な眼鏡を提供

200〜300の小ロットで発注するブランドのフレームの組み立てから研磨、調子取り、検品等を行う。

細かく図面に落とし込む

脇氏から送られてきた図面をどのように作り込むか、マックス(下記)と相談しながら着地点を決め、細かく図面に落とし込む。その後、脇氏と内容を詰め、製造を進める。

各パーツを担当職人の手で組み立てていく

各パーツを担当職人の手で組み立てていく。検品では素人では見えない傷なども細かくチェックする徹底ぶり。

研磨で整えていく

研磨では職人の目でしか見えない傷をしっかりと整えていく。

ガラまわしをかけたパーツ

ガラまわしをかけたパーツは、素材の良さが際立ちピカピカに。

調子取り

調子取りは、完成した眼鏡を図面に照らし合わせる作業。

テイラーウィズリスペクトを担当する職人は皆、敏腕揃い。


チタンパーツを製造するのは
マックス

マックス
中林裕忠さん
マックス代表取締役社長
中林裕忠さん
最新マシンを次々と導入し、金型からパーツの製作、加工まで自社で行う同社。効率のいい仕事をすることで、多くの人気ブランドから指名されている

自社一貫のパーツ製造で高い技術を惜しみなく披露

2023年本社を移転し、金型からプレス、直彫り、加工まで自社にて一貫製造する、鯖江で一番勢いのあるファクトリー。

2次元データを3Dデータに起こす

脇氏から届いた2次元データを3Dデータに起こす。パーツを削る刃物が走る軌跡はPCで確認可能。

油圧式プレス他

300トンの油圧式プレス他、何十台も所有するプレス機で、時間の効率化を図る。

直彫りは熟練職人が担当し

直彫りは熟練職人が担当し、砥石の工程を加え丁寧に作業する。

切削加工の機械

切削加工の機械も数多く設置し、フル稼働。

研磨も職人による手作業

研磨も職人による手作業で行う。

こうした一連の作業は工場内でブロックごとに分かれ、効率的に製品を仕上げていく。日々の作業をネットワーク管理することで、鯖江イチと言われるほどのハイパフォーマンスな仕事を行っている。


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本格眼鏡ができるまで

 

もっと知りたい方はこちら!

本格眼鏡大全2024

眼鏡Begin特別編集『本格眼鏡⼤全2024』
定価:3,960円(税込)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
購入は こちら

【サイズ表記の読み方】
48□18 → (①□②) ①玉型の左右幅 ②ブリッジの幅

※記載されている商品の価格は、原則として本体価格であり、2024年1月31日現在のものです。税込価格は消費税を本体価格に加算した金額となります。本体価格や店舗情報ならびに商品の入荷状況などは諸事情により変更されることがあります。また掲載した写真の色や素材感、仕様等が、実際の商品と若干異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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