「テイラーウィズリスペクト」を鯖江で徹底取材! 本格眼鏡はこうして作られる_01

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ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。

話題のブランドを徹底深掘り
本格眼鏡ができるまで

眼鏡業界で今、熱い脚光を浴びているのがテイラーウィズリスペクトだ。フレームづくりにかける想いや、ブランドに関わる重要人物をじっくり探っていこう。


TAYLOR WITH RESPECT®(テイラー ウィズ リスペクト)

品質・機能・美観を高い次元で追求し丁寧に“仕立てた”アイウェアを提案

TAYLOR WITH RESPECT®
脇 聡さん
テイラー ウィズ リスペクト アイウェアデザイナー/ソウウェル代表取締役
脇 聡さん
国内外の有名眼鏡ブランドの企画デザインから生産、営業を経験し独立。その後、2017年に同ブランドを立ち上げ。現在は京都精華大学にて客員教授、アイウェアデザイン授業を担当するなど、眼鏡業界を牽引している。

“仕立てる”をコンセプトに3つの要素を上手にまとめる

テイラーウィズリスペクトの立ち上げは2017年。ブランドの代表取締役兼アイウェアデザイナーである脇氏が提案するコンセプトは、品質、機能、美観の3つの要素を高い次元で確立し、丁寧な眼鏡を作ること。そこには、使い続けることでわかる品質の高さ、身につけることでわかる機能性、手にしてわかる美しさ、その3つの様をテイラーが“仕立てる”という言葉に置き換え、同ブランドのフレームの良さを体感してもらいたいという思いが込められている。

またジャパンメイドへのこだわりも、このブランドの強みと言える。金型やオリジナルパーツの製造、眼鏡の美しさを際立たせたグラデーションやダメージ加工といったカラーの加工もすべて鯖江で行う。さらに脇氏はあえて鯖江に拠点を置き、各所へ出向きながらブランドに関わる人たちと信頼関係を築き上げ、関わる人に対してリスペクトを込めて最高品質な1本に仕上げる。

実は脇氏、眼鏡にマイナスイメージをもっていた過去があったとか。だが眼鏡に関する人それぞれの悩みも、医療器具やファッション的要素をもつ特殊性のある眼鏡ひとつで解消できると考え、そこにやりがいと面白みを感じるという。ブランドを設立して日は浅いが、ユーザーと関係者に真摯に向き合うその姿勢に、多くのファンが魅了されるのも納得だ。

脇氏の祖父が戦後四国で仕立て屋を営んでいた当時の店舗と仕立てた1着と眼鏡[castor,col.01]
脇氏の祖父は、戦後四国で仕立て屋を営んでおり、当時の店舗と仕立てた1着。細部まで作り込まれたその精神は、アイウェアにも受け継がれている。
[castor,col.01]48□20 価格 5万8300円
 

もっと知りたい方はこちら!

本格眼鏡大全2024

眼鏡Begin特別編集『本格眼鏡⼤全2024』
定価:3,960円(税込)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
購入は こちら

【サイズ表記の読み方】
48□18 → (①□②) ①玉型の左右幅 ②ブリッジの幅

※記載されている商品の価格は、原則として本体価格であり、2024年1月31日現在のものです。税込価格は消費税を本体価格に加算した金額となります。本体価格や店舗情報ならびに商品の入荷状況などは諸事情により変更されることがあります。また掲載した写真の色や素材感、仕様等が、実際の商品と若干異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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