2022年に刊行された『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ』の第2弾として、「複雑時計編」が発売となった。本書ではここ数年ブームが続いている複雑時計に絞って、その魅力的な機能や難解に動く「しくみ」を、とにかくわかりやすく解説。奥が深いさまざまな複雑機構のしくみをご紹介しよう。
時計の発展に貢献したキーパーソン
時計を作った重要人物
時を計る道具としての時計 ―― それは、人類の叡智が生み出した結晶でもある。日時計から始まり、振り子時計、懐中時計、腕時計、原子時計へと発展してきた時計の歴史の裏には、多くの偉人たちの存在があった。時計史に確かな足跡を残す偉人のプロフィールを紹介する。
ガストン・ブライトリング【BREITLING, Gaston】
(生年不詳〜1927)

飛行士に絶賛された世界初の腕時計クロノグラフを開発
飛行士になる夢をクロノグラフに託して時計会社を創業した父レオン・ブライトリングの遺志を継ぎ、1914年にブライトリングの経営者となる。1915年に世界初のクロノグラフ腕時計を開発。この「30分タイマー」の開発により、パイロットが飛行機を操縦しながら時間を確認できる「計器」としてのクロノグラフが確立した。さらに1923年には、2つのプッシュボタンを搭載したクロノグラフを開発。ブライトリングの方向性を決定づけるとともに、航空用腕時計の発展に大きく貢献した。
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『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ【複雑時計編】』
定価:2,420円(税込)
発⾏・発売:株式会社世界⽂化社
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