好奇心を満たす人生の相棒に電気自動車で旅しよう
Audi e-tron Sportback
見慣れぬ景色との出会いや寄り道での新しい発見、クルマの旅は大人の好奇心を満たしてくれる。同時に、この豊かな旅先を未来にも残さなければならない。地球環境にも優しい、新しいクルマの旅を注目のEV車と共にご紹介しよう。
電力自給率90%以上、脱炭素に一番近い島、屋久島をe‐tronで走る
2026年には欧州はじめ主要な地域で販売する新型車をすべてBEVに移行することを表明しているアウディ。2033年にはグローバルで内燃機関の生産を終了することも宣言しており、電動化戦略「Vorsprung(先進)2030」に基づき日本でも着々とBEVの導入が進んでいる。今回は屋久島でレンタカーサービスが始まったアウディのBEV、e‐tronスポーツバックで島内を旅した。
年間平均降水量4500mm、日本平均の2倍にあたる雨が降る鹿児島県の屋久島ではその豊富な水をダムに蓄え、島内のほぼすべての電力を水力発電でまかなっている。水力発電という再生可能なエネルギーを活用し、脱炭素に最も近い島といわれているのが屋久島なのである。
縄文杉をはじめ、緑豊かな山々と碧く澄んだ海に囲まれた島内でクルマを走らせると、自分が自然と一体になったかのような感覚になる。それほど、屋久島の自然は雄大で、圧倒的な存在感で包み込んでくれるのだ。まさに脱炭素の未来を考えるにふさわしい場所といえよう。
アウディは「持続可能な社会の実現の重要性について、一人ひとりが考えるきっかけの場を作る」ことを目的とし、「アウディ・サステイナブル・フューチャー・ツアー」を実施している。その第4回の開催地が屋久島だった。
島内には、すでに15カ所(24台)の充電ポートが設置されており、今回のツアーを通じてさらに4ヶ所(7台)の8kW普通充電器の設置が決まった。クリーンエネルギーで暮らす屋久島では、クルマ生活を含めた脱炭素の未来が着々と実現しているのだ。
「Audi e-tron Sportback」のディテールをチェック(画像4枚)
[訪れたのはここ]THE HOTEL YAKUSHIMA
山と海、絶景のロケーションに恵まれた屋久島でSDGsに積極的に取り組む「THE HOTEL YAKUSHIMA」。全80室ある客室のうち、東シナ海に面した「波音日和」の部屋はオーシャンビューを楽しむことができる。夕食には、屋久島で採れたさまざまな魚介類や山菜が並ぶ。食後には澄んだ空気の下で満天の星空を楽しめる。館内にはEV充電器も設置され、滞在中に充電が可能なほか、e-tronのレンタカーサービスも開始。
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1208-9
TEL:0997-42-0175
[MEN’S EX Winter 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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