高い=高級ではない! 名⾨スイス製からお馴染み国産時計まで、30万円以下*で買える傑作時計150本超を掲載した絶賛発売中のムック『U(アンダー)30万円で一生使える傑作腕時計150』。その中身をピックアップしてご紹介。
*税抜き・2022年9月現在
【U30万円なのに一生芸術品】
有田焼、漆、琺瑯
日本伝統の職人文字盤
日本が世界に誇る伝統工芸の「有田焼」「漆」「琺瑯」。これらを文字盤に採用したU30万円のモデルたちを紹介。

匠の熟練技を味わいたいならセイコー プレザージュで決まり!!
上質な製品を良心的価格で提供することにより、近年急激に人気と知名度を伸ばしているセイコー プレザージュ。同時にその名をいちやく有名にしたのが“琺瑯” “漆” “七宝”といった、古来より続く日本の伝統工芸を時計の文字盤に取り入れたモデルである。その最新作となるのが「有田焼ダイヤル」だ。
有田焼ダイヤル
セイコー プレザージュ
クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤルモデル

多機能表示の有田焼
国産初の腕時計「ローレル」を継承し、12時位置のみを赤色にしたローマ数字仕様の有田焼ダイヤル。6時位置に針式デイト、9時位置にパワーリザーブ表示。Cal.6R27搭載。自動巻き。径40.6mm。SSケース。クロコダイルストラップ。10気圧防水。
価格:22万円
有田焼は1616年に生まれた日本初の磁器。以来、400年にわたり受け継がれ、日本のみならず世界中の人々を魅了している。これを文字盤に使用した有田焼ダイヤルでは、老舗の陶工・橋口博之氏の監修のもと、初期の淡く青みがかった白色を再現しつつ、磁器の厚みを生かした大きなカーブ、多針モデルではサブダイヤルに柔らかな窪みを与えることで、磁器特有の優美な表情を実現。一方で、通常の4倍超の高強度素材を用い、有田焼の魅力と文字盤の耐久性を両立させた。
また文字盤デザインは国産初の腕時計「ローレル」を踏襲。内部には自社製の自動巻きムーブメントを搭載し、匠の技が味わえる高品質な1本に仕上げている。
セイコー プレザージュ
クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤルモデル

有田焼が堪能できるシンプルデザイン
日本伝統の有田焼を文字盤に採用。ホワイト文字盤にブルースティール針を備える。70時間パワーリザーブのCal.6R35搭載。自動巻き。径40.5mm。SSケース。クロコダイルストラップ。10気圧防水。
価格:19万8000円


老舗の陶工による磁器特有の色と艶
有田焼ダイヤルを監修するのは190年以上続く老舗「しん窯」の陶工・橋口博之氏。従来の4倍以上の強度をもつ磁器素材を開発し、初期有田焼の柞灰(いすばい)釉の淡く青みがかった白や、立体的造形による艶のある表情を再現した。