「サルトリア イコア」が始めたMTMジャケットがスゴイ理由【手仕事の新名品】

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進化するモダン・クラフト
手仕事の新名品

新世代アルチザンの注目作から知られざるマスターピースまで。一流のクラフツマンシップが宿る名品をご紹介。その魅力をじっくり深掘りしよう。



ピロッツィ仕込みの気鋭がMTM(メイド トゥ メジャー)を始動!

サルトリア イコアの[MTMジャケット]

サルトリア イコアの[MTMジャケット]
納期は仮縫いまで1ヶ月〜、その後2ヶ月〜で納品。ジャケット13万2000円〜〈MTM価格〉(サルトリア イコア)

ナポリ4大サルトと称されるヌンツィオ・ピロッツィに師事し、帰国後は平林洋服店のテーラーとして活躍。2019年に「サルトリア イコア」を開業した石津健太氏が、今年MTM(ゲージサンプルに補正を加えて作るオーダー)を開始した。ビスポークのエッセンスを活かしたMTM用の型紙を石津氏が製作し、優れた技術をもつファクトリーが縫製を担当。MTMとしては珍しく仮縫いをつけることも可能で、初回オーダー時はサービスで仮縫いがつく。ちなみにMTMでは完全オリジナルの型紙を使うことが難しく、工場所有の型紙をカスタムして使うことも多いが、イコアのMTMはオリジナル型紙を採用しているのも特徴だ。

石津健太氏

イコアの真髄は、“ナチュラルな温もり”にあると考える。丸みのある穏やかなカッティング、美しく整った縫製がまず目を惹くが、その内側から滲むのは石津氏がナポリで体得した手仕事の味わい。表層的なデザインではなく、もっと奥深いところにナポリの魂を受け継いでいるのである。肩肘張らない自然体でありながら、温もりにあふれた仕立て。それがイコアのスタイルなのだ。

温もりにあふれた仕立て

今回スタートしたMTMでも、そんなイコア流ビスポークの魅力が可能な限り再現されている。仕立てのキモであるラペルのロール感や肩周りの柔らかさなどは、特に綿密なやりとりをファクトリーと重ねたそうだ。袖付けはマニカ・カミーチャで、フロントダーツは裾まで通る。このあたりもビスポークと同様だ。

近年目覚ましい進化を遂げるMTMスーツだが、その中でも本作の出来は出色。ビスポークファンも必見だ。



[MEN’S EX Spring 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み。

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