“モノ作りの上質さ”を日常で纏う
テーラードカジュアル愛着日記
職人のこだわりが凝縮した仕立ての良い逸品こそ、日常使いで存分に愛着を持って着たいもの。クラフツマンシップが薫る上質な服や靴を、あえてこんなフランクなシーンで着こなしてみてはいかがだろう。
Tailored Safari Jacket
「都会のジャングルではシャツ袖付けのサファリJKが丁度いい」

古本屋巡りはある種の冒険といえるかもしれない。まだ見ぬお宝と出会うために本の山を掘る。そんな休日のひとときが自分にとってはたまらないのだ。
そういえば、かのヘミング・ウェイはアフリカへ探検に、ウィリスアンドガイガー製のサファリジャケットを着ていったそうだ。それなら本のジャングル・神保町探検の相棒に、今日はレスレストンのサファリジャケットを羽織るのはどうだろう。
アフリカではタフな米国製が重宝したかもしれない。だが、都会のジャングルでは、ビスポークシャツを得意とするレスレストンらしい、軽い仕立てがこなれて見える。それにシャツ仕立ての袖付けだから、羽織ったときの楽さも段違いだ。おっ! この本格仕様の大ぶりのポケットは、買った文庫がちょうど収まるじゃないか!
[MEN’S EX Spring 2023の記事を再構成]
※表示価格は税込み