時計と服
“今どき”コーディネートの7rules
心から満足できる時計に出会うためには、“何を選ぶか”と同じくらい“どう着けるか”を吟味することが肝要。そこで本特集では、時計の装い方について掘り下げてみたい。テーマは“今どき”目線。服装の多様化が進む昨今、時計の合わせ方も旧来とは随分と様変わりしている。その重要ポイントを「7 Rules」と題して解説しよう。
[rule6] 角型時計でジーンズスタイルに品を
クラシック・エレガンスが魅力の角型時計は、スーツやジャケパンに合わせるのがひと昔前までのお決まり。しかし今ならむしろ、こちらの記事で紹介したドレス時計と同様にカジュアルスタイルで活用したい。服装は気負いなく、手元には気品を。そんなギャップの妙が今どきなのだ。
JAEGER-LECOULTRE
ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダー
シルバーグレーとダークグレーという対照的な文字盤が表裏一体となったモデル。ムーンフェイズも優美さを後押ししている。レベルソの原点であるアール・デコ様式を受け継ぎつつ、現代的な顔つきも備えた新作だ。
\ 合わせるならこんなコーデが◎ /
ラグジュアリーな趣のピンクゴールド製レベルソを、あえて力の抜けたウォッシュドジーンズに合わせる。これくらいギャップをつけるのが今のムード。トップスもカジュアルなパーカを合わせつつ、カシミア混のニットアウターでさりげない上質感も意識している。