時計と服
“今どき”コーディネートの7rules
心から満足できる時計に出会うためには、“何を選ぶか”と同じくらい“どう着けるか”を吟味することが肝要。そこで本特集では、時計の装い方について掘り下げてみたい。テーマは“今どき”目線。服装の多様化が進む昨今、時計の合わせ方も旧来とは随分と様変わりしている。その重要ポイントを「7 Rules」と題して解説しよう。
[rule3] ダイバーズ&パイロットはブルゾンに最適
汎用性の高いデザインゆえ着こなしを選ばないダイバーズ&パイロットウォッチだが、より“今”を意識してコーディネートするなら、ぜひブルゾンと合わせてみてほしい。
というのも目下、大人のファッションシーンでは短丈アウターが人気上昇中。コートよりも軽快なその佇まいに、アクティブな時計が絶好の相性を見せるのだ。
BELL&ROSS
ベル&ロス BR 03-92 ダイバー ブラック マット
唯一無二の角型ダイバーズウォッチと名高い傑作シリーズ。こちらは宇宙開発分野でも活躍するセラミックを使用し、マット仕上げで精悍な顔つきに。
\ 合わせるならこんなコーデが◎ /
スポーティなスタンドカラーブルゾンに、タフな手元が映えるスタイリング。ブラックマットの時計に合わせ、全体をモノトーン基調で統一しているのもポイントだ。42mmと大振りなケースのため、服のシルエットも全体的にゆったりめを選ぶとバランスよし。
BREITLING
ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
2022年に誕生70周年を迎えた名作パイロットウォッチ。伝統的なデザインコードを継承しつつ、2種類の仕上げで立体感を増したブレスなど現代的な進化も遂げている。
\ 合わせるならこんなコーデが◎ /
ギアとしてのルーツをもつパイロットウォッチは、同じく実用由来のハンティングブルゾンと絶好の相性。美しい輝きを放つ7連ブレスレットにより、上品な華やぎを演出できるのもポイントだ。ブルゾンの袖口を無造作に折り返して、さりげなく手元を目立たせてもいい。