【日夜連載】銀幕スターに学ぶ「アイビー スタイル」

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Style of Cinema Stars
アメリカントラディショナルを築いた銀幕スターのスタイル図鑑

【日夜連載】銀幕スターに学ぶ「アイビー スタイル」

アメリカントラッドを語る際にあげられる映画スターの装いも、よく見ると複数のスタイルがある。映画に造詣が深いトラッドスタイルのレジェンドにその違いを伺った。


Style 1
IVY(アイビー スタイル)

’60年代以降の世界的ブーム

’60年代には世界的大ブームにもなったアイビーリーガーのファッション。当時は映画スターの着こなしにも大きく影響を与えた。ジャケットはナチュラルショルダー、3つボタン段返り、パンツはややスリムなパイプトステムの服が多いのが特徴。ラペルやネクタイ幅も1940年代頃までの英国風スタイルと違いナローに。アイビースクールを由来とするファッションなだけあり、若くはつらつとした役柄や俳優に好まれたスタイルだ。



Dustin Hoffman(ダスティン・ホフマン)

シアサッカーの若さ溢れる着こなし
Cinema『卒業』(1967)

シアサッカーの若さ溢れる着こなし
学生の役にぴったりなシアサッカージャケットのフレッシュな着こなし。ブルーのBDシャンブレーシャツと黒のニットタイとアイビーらしいアイテムでのコーディネートだ。スタイリングにおいてもスポーティで軽快なムードがアイビースタイルの特徴だ。



George Peppard(ジョージ・ペパード)

秀逸なカーディガンスタイル
Cinema『ティファニーで朝食を』(1961)

秀逸なカーディガンスタイル
ストライプタイを合わせたブレザースタイルを語られることが多いが、実はカーディガンの着方も絶妙だと慶伊さんは語る。インナーに取り入れた際、上と下のボタンを一つずつ空けるフランクな雰囲気が◎ファッショントレンドとしても、カーディガンが注目されてきているので、ぜひ参考にしたい。



Anthony Perkins(アンソニー・パーキンス)

クレイジーマドラスを羽織って登場
Cinema『殺意』(1967)

クレイジーマドラスを羽織って登場
クレイジーマドラスが登場する珍しい映画として慶伊さんが挙げてくださったのが、アイビースタイルを代表するアンソニー・パーキンスが出演する『殺意』だ。フランス製作の映画だが、白シャツに黒ニットタイとその着こなしは極めてアイビーで、世界的にも流行だったことがわかる。

慶伊道彦さん

Kay Standard Style
慶伊道彦さん

 Profile 
アイビースタイルや映画に精通し、YouTubeチャンネル「Kay Standard Style Tokyo」で映画やカルチャー、ファッションを解説。




[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]

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