「なんかいい男」とは? パパスに学ぶ、トラッドの精神

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伝説のBOOKが復刊した今、「パパス」にトラッド精神を見た

トラッドが薫る上質な服作りで特にミドルエイジの男性から高い人気を誇ることで知られる「パパス」。だが実は、同ブランドにはかつて独自で製作していた伝説の雑誌があったことを知っているだろうか。今季その「PAPAS BOOK」が13年ぶりに復刊されたというのだ。

なんかいい男とは?
服以上に人を掘り下げてきた「PAPAS BOOK」が復刊

『PAPAS BOOK』が13年ぶりに復刊し店舗で数量限定配布
13年ぶりに復刊し店舗で数量限定配布。かつてのように大ぶりな判型、ざらりとした紙質で重厚感たっぷりだ。写真家の立木義浩氏をはじめとした創刊オリジナルメンバーで製作。

パパスほど確固たる世界観を持ったブランドはそうはないだろう。1986年創業、日本製の上質な仕立て、トラディショナルでリラクシングな服。つまりは「大人のための上質なカジュアル服」である。だがそれ以上に、どこか野性と知性が共存する独特な薫りを同ブランドは纏っている。そんなパパスの薫りを表現して絶大な人気を誇った『PAPAS BOOK』と呼ばれる雑誌がかつてあったことをご存じだろうか? なんとその伝説的な雑誌が13年ぶりに復刊されたのだ。

ブランドブックというと洋服のカタログのイメージだが、『PAPAS BOOK』は非常に異質。ダイナミックなデザイン、野性味あふれる写真、ページを埋めつくす格調高い文章、そして何よりも、カルチャーをテーマに特集されていたのだ。そのテーマは過去の例を挙げても「サーカス」、「巴里」、「ハリウッドノスタルジック」、「ボクシング」、「髭」など多岐にわたる。そして今回の復刊号のテーマは「Like That Man―あのひとのように―)」。パパスが目指す“なんかカッコいい”男性像を掘り下げている。そしてそのような視点こそ、他のブランドにはないパパスの最大の魅力ではないか。

『PAPAS BOOK』を創刊より手掛けてきたデザイナーの塚野丞次氏によると、テーマ設定は完全に“遊び心”であるという。パパスが大好きな価値観を語ることで、ブランドを知ってもらい、同時に大人の教養を深めてもらいたかったという。つまり、洋服という“物”と同じぐらいに、どんな魅力的な男性でありたいかという“人”を掘り下げることを大事にしているのだ。そしてパパスが描く「なんかいい男」について改めて考えるために、今回『PAPAS BOOK』が復刊されたのだ。

パパスが描く「なんかいい男」のための服を40年近く、ひと時のトレンドに左右されることなく、ほぼ同じデザインで作り続ける。その普遍性こそ究極のトラディショナルと言えないだろうか。普遍的ながら新たなエネルギーに満ちあふれたパパスが、今なんか気になるのだ。



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