今、一番使える【ジャケット選び】大研究
真夏の最高級
ニッポン・ビスポークの「軽涼革命」その最新
加速度的に進むカジュアル化とリラックス志向の高まりを受けて、今、ビスポークジャケットにもかつてない“軽涼革命”が起こっている。最高の職人技による快適ジャケット。その最新事情をお伝えしよう。
MINAMI SHIRTS(南シャツ)
ビスポークで作るシャツジャケットにも注目

日本では数少ないビスポークシャツメーカーとして、八面六臂の活躍を見せる南氏。シャツ離れといわれる昨今にあっても常に膨大なバックオーダーを抱えるほどの人気ぶりだが、その理由は氏の類稀な対応力にある。ドレスシャツを柱としつつ、キューバシャツにプルオーバー、シャツジャケットと驚くほど多彩なシャツ作りをサラリと、しかも絶妙な洒脱さでやってのける。まさに当意即妙のアルチザンだ。写真の一着も、サファリジャケット風でありながらサルトリアルなラペルや豊かなドレープに唯一無二のオーラが宿る。一格上のカジュアルジャケットとして絶好だ。オーダー価格は写真のフルハンド仕立てで27万5000円〜、セミハンド仕立てで12万6500円〜、マシン仕立てで9万9000円〜※すべて仮縫いつき(南シャツ)
代表
南 祐太さん
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成]
※表示価格は税込み