“着なくてもいい時代”だからこそ、スーツを着こなす男がカッコいい! [MILANO SU MISURA編]
在宅ワーク推奨で、スーツ離れが激しい今だからこそ、あえて見直したいスーツスタイル。今回は初の海外編、ミラノの仕立て服イベントに集まったSuits You! な洒落者たちをキャッチした。大学教授から学生まで、幅広い年齢のスーツ装いテクを、いざ拝見!
シチリア仕立ての控えめながらフィット感のあるスーツ
作家、ジャーナリスト
Ottavio Trigonaさん
重めの英国生地で作った控えめな雰囲気のスーツが好きだと言うトリゴナ氏。今日はリード&テイラーの生地で、サルトのピッポ・アリーゴが仕立てた、太めのラペルにスリットのない’70年代風スーツで。シャツは無地、ネクタイはノットを小さめに、が基本だとか。ダブルスーツをモダンにまとめた着こなし。
「MILANO SU MISURA」ってどんなイベント?
メンズラグジュアリー誌『Arbiter』が主催する手仕事による仕立て服のコンクール。ロロ・ピアーナが協賛し、同社の生地を使用した作品をそれぞれのサルトが発表、専門家による審査で優秀賞を決定。第2回となる今回は、2021年10月8~9日に開催された。イベントの様子はコチラ