ナポリの名サルトに待望の既製パンツが登場
「DALCUORE TROUSERS(ダルクオーレ トラウザーズ)」
M.E.モデルが完成!
目下ナポリで最も勢いのあるサルトリア「ダルクオーレ」が今季、既製のトラウザーズブランドを始動。これはM.E.的にも見逃せない! ということで、早速別注モデルを製作。今季の注目パンツNo.1と断言しよう。
実は抜群に高評価。その知られざる理由
本誌読者にとって、ダルクオーレはもはや説明不要の存在だろう。優れた仕立ての技にサルトリアとしては稀有な柔軟性も備え、世界各国のニーズに応えて大ブレイク中の気鋭ブランド。
実は意外と知られていない魅力が、うるさ方バイヤーも口を揃えて絶賛するほど、パンツの出来がいいことだ。もちろんそれには理由が。実は同店のパンツ、’21年に永眠してしまったルイジ・ダルクオーレの弟、パスクァーレが手がけているのだ。兄と同様、技術と感性両方に恵まれた彼の作ゆえ、その品質は推して知るべしというわけだ。
そんなダルクオーレが今季、満を持して既製トラウザーズを展開。大きな期待を抱きながら日本のショールームを訪ねてサンプルを見たところ、予想以上の完成度に感服! さらにM.E.別注モデルも製作可能とのことで、即オーダーした次第である。まだまだ取扱店も少ないダルクオーレ・トラウザーズ。完売前にサイトへ急いでほしい!
こちらがパンタロナイオを務めるパスクァーレ・ダルクオーレ氏。ナポリのフラッタマッジョーレに構えるアトリエで腕を振るう。ちなみに人柄も大変温和で親切。
ビジネスに最適な「クラシック」モデル
股上、ワタリ、裾幅ともにドレスパンツの王道をゆく「クラシック」モデル。モタつきのないヒップから自然なテーパードを描くラインが絶品だ。ビスポークと違いマシンメイドだが、しっかり彼らの自社工房で製作されている。ウエストバンド内側の裏地にタックを取るなど細部も本格的だ。グレーの濃淡&ネイビーと、ベーシックなウール生地を選んで別注。各4万4000円(meSTORE)