02.合わせる柄のピッチはずらすべし
「柄×柄」合わせの基本セオリーは?
Vゾーンにおける柄使いは、着こなしに奥行きを添えるための好手。そこでお洒落上級者を目指すなら、上手い柄合わせをしっかりとマスターしておきたいところ。
ポイントは柄と柄を合わせる際はピッチを変えるという点。例えば、細ピッチのストライプシャツの場合、太ピッチのストライプタイや間隔が離れているドット柄タイなどが上品に馴染んでくれる。ピッチが近いと、視覚的にうるさく、落ち着かない印象になるので注意。
03.タイ幅とラペル幅は揃うほど◎
絶対ではないが揃えた方が美しいバランスのVゾーンに
一昔前までは、ネクタイの幅とジャケットのラペル幅は揃えるものという確固たるルールが存在した。太ラペルには太いタイ、細ラペルには細いタイに揃えた方が、バランスが良く、綺麗に見えるためだ。
ただクラシックからモードまで多様なスタイルが存在し、様々なサイズのラペル幅が並列する昨今では、絶対のルールではなくなっている。太いラペルでナローな細いタイは許容範囲。とはいえ極端に差をつけるのはアンバランスになるので避けるのが無難だ。
さらに詳しく知るにはコチラ!
「ビジネスの装いルール完全BOOK」
<⽬次>
第1章: 知的に⾒せるサイズ選びの正解
第2章: スーツの装い、基本の着⽅
第3章: 合わせ⽅の基本セオリー
第4章: ⾜元こそ装いの画⻯点睛
第5章: 上質な快適を装う
第6章: ⾮⽇常時にこそ試される教養
第7章: スーツのディテールには役割がある
本体価格:1000円+税
発行:世界文化社
[『ビジネスの装いルール完全BOOK』の記事を再構成]