ポジティブな「年相応」とは? #40代編

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年相応の「似合う」を考える
「わきまえたうまさ」を装う「1.5柄」をマスターせよ

40代

社会人として年齢を重ねるにつれ、役職も変わる。それとともに装いも変わっていくのは自然なこと。いつまでもパターン化した装いに固執せず、働き盛りの30代、40代は、年相応に装いを格上げしていきたい。

>>>[前編]はこちら

50代に向かっていく40代に似合うもの

貫禄や渋みが出始め、纏いたいのは「風格」の40代。精神的余裕を感じさせる上品な遊びも見せられるようになりたいところ。色の選択や考えられた小物使いがカギになる。

ライトグレーのスーツで顔周りを明るく見せて
「威厳」を見せたい

ライトグレーのスーツ
スーツ15万円/ブリッラ ペル イルグスト、タイ1万7000円/フランチェスコ マリーノ、靴12万5000円/エンツォ ボナフェ(以上ビームス 六本木ヒルズ)シャツ2万円/ポール・スチュアート(SANYO SHOKAIカスタマーサポート)チーフ6000円/バーニーズ ニューヨーク、カフスボタン1万6000円/ルイファグラン(以上バーニーズ ニューヨークカスタマーセンター)時計「SBGK006」210万円/グランドセイコー(セイコーウオッチ)

風格と“うまさ”を見せるスーツを

風格と“うまさ”を見せるスーツを
スーツ12万7000円/ヴァルディターロ(シップス 銀座店)

ベーシックなグレーやネイビーのスーツは、年齢に関係なくずっと着られるものだが、この年代になったらそれらの色を違ったトーンで取り入れ、定番的なものでも表現の引き出しの多さを印象づけたい。ダークネイビーから赤みがかったナス紺やチャコールグレーからぐっと印象の和らぐライトグレーを選ぶなど。さらに、風格を出すのにぴったりなストライプやダブルブレステッドスーツが馴染む年代でもある。

小物使いは…

個性の見せ方を上品に楽しもう

個性の見せ方を上品に楽しもう
タイ1万5400円/カラブレーゼ(シップス銀座店) カフリンクス3万6000円/タテオシアン(ルックウェル)

手元のカフリンクスで遊び心をちらり。年齢や経験値の積み重ねから、嫌みなく楽しめるのがこの世代。色や柄をタイなどと合わせれば、センスの良さもアピール。

そろそろ「ゴールドケース」も選択肢に

そろそろ「ゴールドケース」も選択肢に
時計〈モデル着用と同じ〉

ゴールドケースの腕時計が似合うようになるのも貫禄が増す40代ならでは。ただし、ギラギラした主張の強いものはやりすぎ。あくまでシンプルかつ端正な文字盤のものを選び、上品さを心がけるのをお忘れなく。

ファッションディレクター森岡氏

ファッションディレクター&スタイリスト
森岡 弘さん

メンズクラブ編集部を経て、独立。雑誌、広告、ブランドのコンサルティングなど、幅広くファッション業界で活躍する。




※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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