ドレスな男の常識学【Study with M.E.#23】シャツの襟汚れ落としに便利な家で頻繁に使う2つの日用品とは?
夏場、皮脂汚れによって変色してしまったシャツの襟は、何度洗濯機にかけても落ちない……なんてお嘆きの諸兄に朗報です。ご自宅に必ずある2つのアイテムで激的に綺麗になるはずです。
そのアイテムとは、「食器用の中性洗剤」と「歯ブラシ」です。部員が実践した際に気がついた以下ポイントを参考に、諦めかけていたシャツ汚れを是非一度トライしてみてはいかがだろう。
編集部員橋本が実践した、襟汚れメンテ術
オックスフォードシャツも落とし切れなかった皮脂や、洗剤の残りカスが劣化し黄ばみに。これを今回はなんとかしたい。
食器用洗剤を汚れに直接塗る
洗濯用洗剤ではなく、家庭用の食器用洗剤をシャツに直接塗り込む。食器用だけに油汚れなどの分解力は、衣類用洗剤よりも実は優れている。色物の場合は、多く塗りすぎないようご注意あれ!
お湯で濡らしブラッシングに
40度ぐらいのお湯で濡らしながら、繊維の奥まで届くよう歯ブラシなどでブラッシング。力を入れすぎると生地表面が傷むので注意を。ここで重要なのがお湯を使うこと。「冷水で最初行った際は、あまり汚れが落ちず……。食器洗いと同じです!」汚れが落ちたら3分ほど放置し、洗濯機で通常洗い!
ブラッシングによって、ステッチ部分までキレイになっている。
以上、いかがでしたでしょうか。暑い夏のビズスタイルに欠かせないシャツは、本来下着のため、清潔であることが大前提。ついついジャケットを脱いで暑さを凌ぐそのシャツの白さを際立たせるヒントになれば幸いです。
[MEN’S EX 2020年8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)