ジョンロブ

表面にラスプと呼ばれる、伝統的な模様が型押しされたブラックカーフの長財布。ビスポーク靴を作る際に使用する、木型を削るヤスリに刻まれている模様で、本格靴ブランドならではの意匠でもある。札入れ、ファスナーで開く大きな小銭入れ、カード入れを8つ装備。薄マチ長財布は、上着のポケットにも出っ張らずにスマートに収納できる。内側にスタンプされたジョンロブのロゴは、高い品質とクラフツマンシップの証。縦9×横18×マチ1㎝。10万円（ジョンロブジャパン）

（ジョンロブ／開けたところ）
内側も外装同様のレザー張り。ファスナー式の大きな小銭入れにカードポケット８枚。

エドワードグリーン

エドワードグリーンの靴に使う皮革を使用し製作された財布＆カードケースは、ブランドのアイコンブーツ、「ギャルウェイ」のサイドパネルに用いられているV字のカッティングが外装のアクセントになる。靴の意匠でもある閂留めのステッチも施されており、靴と共に身につけて経年変化を楽しみたい逸品に。内装にも施されたV字の切り込みは、カードを出し入れしやすい機能美も兼ね備えている。二つ折り財布、縦10×横11×マチ1.5㎝。5万7000円。明るいブラウンのカードケースは、エイジングで深まる色合いの変化も楽しめる。縦7×横10.5×マチ1.5cm。3万8000円（以上エドワード グリーン 銀座店）

（エドワードグリーン／開けたところ）
二つ折り財布には、片側に4つ、合計8つのV字切り込みのカードポケットが備わる。

（エドワードグリーン／開けたところ）
カードケースにもV字切り込みのカードポケットが。

ジェイエムウエストン

スリット上部を優雅にカーブさせたカッティングが特徴的な革小物。この意匠を見て「あれっ？」と思った方は、かなりのジェイエムウエストン通。実はこれ、名作「180 シグニチャーローファー」のサドルストラップにあしらわれた窓（通称カモメ）の形状をモチーフにしているのだ。このデザインを手がけるのは、新アーティスティック・イメージ＆カルチャー・ディレクター、オリヴィエ・サイヤール氏。素材は靴でもお馴染みの最高級ボックスカーフ。いずれも、札入れ、カードケースのみのシンプルな作り。パスポートケースは縦14×横10×マチ2㎝。カード入れ6枚。4万9000円。財布は縦10×横8.7×マチ2cm。カード入れ4枚。4万4000円。カードケースは縦6.4×横9.7cm。2万7000円（ジェイエムウエストン 青山店）

（ジェイエムウエストン／開けたところ）
パスポートカバーの内側にはカードポケットが5つ。ちょっとしたメモやチケットを入れておくには便利だ。

（ジェイエムウエストン／背面）
パスポートカバーの背面は、サドルストラップにあしらわれた窓の形状のモチーフが。

（ジェイエムウエストン／開けたところ）
コインポケットなしの二つ折り財布はシンプルにカード4枚のポケットを装備。

（ジェイエムウエストン／背面）
背面にはパスポートカバー同様、サドルストラップにあしらわれた窓の形状のモチーフが。

（ジェイエムウエストン／開けたところ）
カードケースには中央と両サイドに3つのカードポケットが備わる。