パルミジャーニ・フルリエ主催「Mechanical Wonders|機械じかけの生命」【松山 猛の道楽道 #038】

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Mechanical Wonders|機械じかけの生命


機械じかけの命

スイスのサンド財団が収集した、18世紀から19世紀にかけてつくられた、機械仕掛けの自動人形=オートマタや、数多くの素晴らしい古時計などのコレクションの中から、選りすぐりのコレクションが日本で見ることができるという、素敵な展示会のニュースが届いた。

『機械じかけの命』と、銘打たれたこの展示会のために日本にやってくるのは、歯車やゼンマイによって本物のように動く、ロボットの元祖のようなオートマタの数々だ。

Mechanical Wonders|機械じかけの生命

モーリス・イブ・サンドは、製薬事業などで成功したサンド財団の創始者で、ノヴァルティス製薬などを経営するサンド家の三男として生まれた人物だが、スイスやフランスで製作された素晴らしい芸術品である、オートマタなどを中心にその生涯に130余のアートピースを収集したが、多くの作品の中には残念なことに故障して動かないものもあった。

しかしそれを修復したのがかつての時計の大産地フルリエに生まれた、時計師ミシェル・パルミジャーニだった。パルミジャーニ工房によって修復されたオートマタなどの半数は、ル・ロックルの丘の上にあるシャトー・デ・モン博物館に寄贈され、一般に公開されているが、今回日本にやってくるのは、サンド財団に残されたコレクションの一部だそうだ。

そしてミシェル・パルミジャーニがサンド財団と出会い、修復作業を始めて40周年になるのを記念して、今回の展示会が企画されたということだ。

コレクションの一つ『白ねずみ』は、1810年ごろに作られたもので、愛らしく首や尻尾を振りながら走り回る。その姿は淡水パールや宝石を纏う美しいものだ。

Mechanical Wonders|機械じかけの生命

また体をくねらせて歩く「かいこ」や、複雑な足の動きを見せる「かえる」など、いずれも19世紀期初頭に作られたオートマタであり、メカニカルでありながら命を吹き込まれたようなその存在は、現在のロボット技術の先達といってよいだろう。

楕円形の文字盤の中をパンタグラフのような長短針が、伸び縮みしながら進むポケットウオッチなど、時計好きなら絶対見逃せない展示会になるだろう。

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365DAYS今日のVゾーン

2020

Mar. VOL.309

3

  1. 1
2

SHOES

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