日本の気候・ビジネスシーンに最適な「シップス」のスーツ地とは?

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セレクトショップのスーツは日本人カスタマーが育ててきた。日本のマーケットを見つめ続け、日本人が袖を通したときのビジネスでの佇まいを突き詰めた名作スーツならではの工夫とは?

BSHIPS/シップス
国内の気候・ビジネスシーンに最適な織り組織

縫製はシップスでは定番となるリングヂャケットのファクトリーによる。ポケットなどは存在感を出さないようなバランスに留められ、ベーシックな印象だ。7.5ドロップと程よいウエストシェイプでやりすぎ感はなく、今の雰囲気にマッチする。

スーツ8万円、チーフ2700円/以上シップス、シャツ3万6300円/ルイジ ボレッリ、タイ1万5700円/ステファノ ビジ(以上シップス 銀座店)

現代日本の気候にしっかりと対応するために、シップスはオリジナルスーツにレダ社の機能性生地「レダ アクティブ」を採用している。ニュージーランドメリノのスーパー120’Sを用いた軽い目付けのハイテク素材で、ウール本来のもつ吸湿放湿、クイックドライといった機能はもちろん、防臭や撥水、防しわ性も備えているのだ。

雨にも湿気にも強く、まさに日本向き。クリースの保ちもいい

加えて、さらに強度を高めるために、アウトドアの生地に多く採用されているコーデュラナイロンをリップストップ(格子)状に交織させているのも大きな特徴。ただし、特殊な織り組織で表面からは見えにくいよう工夫もされているため、相当近寄らないと視認することのできないレベル。したがって、生地のドレッシーな雰囲気はほとんど損なわれない。

蒸れは素早く解消され、パンツのクリースも長くキープされ、日本のビジネスマンの救世主となりそうなスーツだ。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年月12号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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