京の朝餉を非公開の茶室でいただく
高台寺で静かな朝のひと時と学びの時間を
北政所ねねと秀吉ゆかりの高台寺は東山エリア観光の基本。これまでに訪れた方は多いだろう。そんな高台寺に最近、非公開の茶室「湖月庵」で朝餉をいただけるプランができた。
これは開業したばかりのホテル、MOGANAが主催する宿泊者限定の裏技的なオリジナルプラン。朝餉はもちろんのこと、食事の前に住職の貴重な講話を拝聴できるのも参加者だけの法悦といっていい。
朝餉は立派な二段重入りで、引き上げ湯葉、豆乳、朝がゆが一緒に提供されるあたりは実に京都らしい。「何度か、高台寺には足を運んでいましたが、これは驚き。時間がゆったり感じられたし、京都らしさを存分に味わえる朝餉は、どれもおいしかった」と前川さん。悠久の歴史が感じられる空間の中で、早朝からゆったり静かに、いままで知らなかった京都を満喫できる。
高台寺（こうだいじ）
1606年に豊臣秀吉の正室であった北政所ねねが秀吉の菩提を弔うために建立した寺院。朝餉は東山 吉寿が今回のプランのためだけに考案。二段重には約10種の季節の口取り、4種の炊き合わせ、ゆば、お豆腐、漬物などが収められている。朝餉のプランの詳細についてはMOGANAまで。
ジャケット6万9000円、Tシャツ1万7000円／以上ポール・スチュアート（ポール・スチュアート 青山店） パンツ4万2000円／ベルナール ザンス（トゥモローランド 渋谷本店
