ニッポンの夏とリネンウェア —「今」な王道スタイル1週間—
コンサバ手帖「ニッポンの夏とリネンウェア」シリーズ背中を風が通り抜ける。これぞリネンの醍醐味よ
蒸し暑い。曇り続きだが、日々、夏が近づいているのを汗ばむ背中で感じる。昼食を摂ったら、いっそう汗が噴き出してきた。脱いだジャケットを着るのも億劫で、袖まくりのまま外に出る。瞬間、風がふわっと背中を通り抜けた。おお、気持ちいい。そういえば今日は、リネン100%のシャツを着ていたのだった。麻は通気性に優れると何度も聞いてきたが、その心地よさを今、改めて実感。空調の効いた室内も快適だけど、こんな風流な涼しさもいいものだ。
シャツ2万4000円/マッシモ ラ ポルタ(フィーゴ) ジャケット23万円/スティレ ラティーノ、パンツ5万2000円/ロータ(以上リング東京) タイ1万7000円/ニッキー(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) 時計200万円/ IWC(IWC)※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年7・8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)