「ターンブル&アッサー」のドレスシャツを”育てる”楽しみとは?

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日々のなかにあって、大事にしたいと思うもの。それは自分にとっての王道だ。尊ぶべきそれは、日常の”そこ”にふと現れる。貴方に至福を与える王道をいざ考察しよう。

“育てる”という上質とのつき合い方
「Turnbull & Asserのドレスシャツ」

ドレスシャツ
1885年にロンドンで創業した老舗のシャツは、まさしく英国紳士然とした端正な表情。襟やカフにはしっかりした芯地が入り、これを体へ馴染ませる過程も嗜みだ。
シャツ3万3000円/ターンブル&アッサー(ヴァルカナイズ・ロンドン)時計271万円/ヴァシュロン・コンスタンタン(ヴァシュロン・コンスタンタン)

ターンブル&アッサーのドレスシャツをゆっくり体に馴染ませる

一流の品には、手に入れたときはかりそめの姿にすぎず、その後の付き合い方で魅力を大きく増していくものがある。たとえばターンブル&アッサーのシャツ。

襟ハネを起こしづらく美しくVゾーンへと収まる、S字に波打つ襟の形状はここの代名詞だが、同時に襟芯が硬いのも特徴で、使い始めは不快に感じるかもしれない。しかし、洗濯と着用を繰り返すことで体に馴染み、心地よいフィットへ育っていくのである。

すぐに成果が得られるのが当たり前の現代に、”育てる”という上質との付き合い方は、本当の贅沢というものを教えてくれる。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年7・8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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