積載性とスポーツ性を兼ね揃えたEVスポーツワゴン
「パナメーラ スポーツツーリスモ」は、ポルシェ初のワゴンモデルだ。「もう少し荷室容量が欲しい」、「5人乗り仕様が欲しい」といった初代のパナメーラオーナーから寄せられた要望に応えるべく、2代目パナメーラには、セダンに加えて、このスポーツツーリスモが追加されたのだ。
実はこのパナメーラ スポーツツーリスモのデザインを手がけたのは、現在、ポルシェAGに在籍する唯一の日本人デザイナー、山下周一氏だ。ボディサイズはセダンモデルと比べて全長と全幅は同寸、全高のみ5mm高められているだけだ。そうした制約の中で、乗車定員は4名から5名へ、荷室容量は520?(ガソリンエンジンモデル)とセダン比で+20?まで拡大している。