深交の証。 BVLGARI ブルガリのジェラルド ジェンタアリーナ バイ レトロ50周年記念モデル
オマージュを超えた、立役者へのリスペクト
時計に明るくなくともそのデザインに惚れ、時計が好きになったという人も多いのではなかろうか。そんな魔力を秘めた時計の生みの親はジェラルド ジェンタ。時計史に燦然と輝く伝説的デザイナーである。
2000年からはブルガリの一員となり、同ブランドの時計開発に貢献した。数々の傑作を生む傍らで1969年には初めて自らの名前を冠した時計を発表。今年、それがブルガリのデザインで復活したのだ。ローマのコロッセオを思わせる厚手の丸いアリーナケース、ジャンピングアワー、レトログラード表示など、オリジナルを踏襲。ブルガリのジェンタに対する敬意、そして両者の深い信頼関係を象徴する1本だ。
その挑戦的かつ知的で気品を湛えた佇まいは、時代を牽引するエグゼクティブの手元で輝き続けるに違いない。
ジェンタへの敬意を込めて、新星ＧＧロゴ
1月、ジュネーブでの発表会でデザイン部門のトップであるボナマッサ氏はイラストを描きながら以下のように語った。「ジェンタは特別な存在。敬意を込めて、伝統的な書体のなかにモダンさを感じられるよう意図しました」。
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ブルガリ・ジャパン TEL:03-6362-0100［MEN’S EX 2019年4月号の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
