寒さはこれからが本番な今の時期だが、服装のシーズンはもう春。スーツはまだ冬物でも、胸元で春を先取るのが洒落者のたしなみだ。新たな気分で新年を楽しめる、最新胸元トピックを解説しよう。
1点挿しで無地スーツを彩る
MULTI STRIPE / マルチストライプ
王道のストライプは、多色使いのものが今年の注目株。単品だと派手そうだが意外とVゾーンに馴染み、シックな無地系スーツのアクセントとして活躍。新年らしい気分の高まりも表現できて前向きなムードでビジネスに取り組めそうだ。
無地系スーツのアクセントとして活躍
マルチストライプタイ3選
左:JOHN COMFORT / ジョン コンフォート
アースカラーが渋色のスーツに◎
グリーンやオレンジなどアースカラーを用いたマルチストライプ。渋いトーンなので、グレーやブラウンのスーツと合わせるとキレイにまとまる。コシのあるツイル地も魅力だ。1万3000円(フェアファクスコレクティブ)
中:ROBERT FRASER / ロバート フレイザー
多色の細縞で紺ベースも新鮮
ウールコットンの生地を使用し、マットな発色に仕上げた一本。細縞の多色使いにより、紺ベースのタイながら非常に新鮮な印象だ。クレリックシャツを合わせて爽やかに装うのがコーディネートのコツ。1万円(アイネックス)
右:STEFANO BIGI / ステファノ ビジ
控えめな発色で多色初心者でも安心
多色使いだが控えめな発色で、マルチストライプ入門にオススメ。ブラックベースなので、グレースーツとベストマッチだ。光沢が美しいシルクサテン素材もポイントで、胸元に高級感を添えられる。1万7000円(リング東京店)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)