ドレス、ドレカジ、カジュアルの3タイプの靴を履き分けることが、今の時代に合った印象を築く要。とはいえ、人それぞれで好みの靴のテイストは異なるだろう。そこでここでは、靴の嗜好ごとに、ベストな3足を考えてみた。
「歩きを重視する人」のコスパな実力靴3足
外回りに加え出張も多い行動派のビジネスマンに適した3足。どれも端正な見た目と裏腹、快適な履き心地を実現。抑えられた価格も今の時代のリアルと言える。
【1.ドレス】
SCOTCH GRAIN / スコッチ グレインのインペリアルⅢ
仕立ても雰囲気も英国調の正統靴だが、日本人の足型が研究された馴染みのいい木型や革を用いた履き心地のよさが根強い人気の国産靴ブランドの雄。極上カーフにモルト仕上げを施し、アンティークな艶感を獲得したセミブローグ靴。価格以上に風格ある佇まいだ、4万8000円(スコッチ グレイン 銀座)
【2.ドレカジ】
JALAN SRIWIJAYA / ジャラン スリウァヤのタッセルローファー
最近タッセル靴が人気だが、コスパ度において今作は優秀だ。製法はアッパー・ウェルト・インソールを手作業で縫い合わせる、ハンドソーンウェルテッド製法。この価格ではありえない仕様。そしてダイナイトソールが採用され、歩く日でも快適なのが嬉しい。3万4000円(GMT)
【3.カジュアル】
COLE HAAN / コール ハーンの3.ゼログランド ウィング オックスフォード
トラッドなウイングチップと高機能テクノロジーとのハイブリッド。足をソフトに包み込むフィット感は完璧にスニーカー感覚で、衝撃吸収性や柔軟性も抜群だ。ちょっと攻めたデザインが、最近の機能素材を用いたセットアップにぴったり。4万7000円(コール ハーン ジャパン)
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[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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