コンサバ男のニット日和—「今」な王道スタイル1週間—
Thu.


ニットでも”襟”を正せる安心感
一度気に入ると、同じものを続けてリピートしてしまうのが悪い癖だ。気付けば昨日も今日も、同じ缶コーヒーを飲んでいる。そういえばニットも二日連続の襟付きで微妙にカブッてしまった……。でも、襟付きのニットは仕事に使いやすいのだ。火曜日に着たクルチアーニの立ち襟ニットは、ジャケットを重ねても着ぶくれしないハイゲージなのに、襟が立体的なところがいい。タイドアップにジップアップニットという懐かしい合わせだが、カーディガンよりもヒネリが効くのが気に入った。
水曜に着たのはニットポロ。やはりニットの風合いを肌で感じるのは気持ちいい。スローンはモッチリした生地がクセになる柔らかさだ。でも、襟が付いているだけできちんと見えるから、ここ数年はニットポロの登板頻度がかなり増えている。”襟を正す”という言葉があるが、正せる襟があるニットは、なんとも頼りがいがあるものだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)