ひらり、ふわり、きっちりの黄金比。
ザノーネの柔(ニュー)ジャケット
ジャージーのようだが布帛のジャケット。裏地や副資材をすべて省いた完全一枚仕立てだ。3パッチなのでノータイスタイルに好適。
ほのかな光沢と表情ある柄が上品
ウール54%+ポリエステル35%+ナイロン11%の素材は軽快なタッチと適度な光沢が魅力。遠目には無地のようだが細かいヘリンボーン織りで、これもジャケットの表情を豊かにしている。やや明るめな紺のトーンが晩夏〜初秋向きだ。
ニットの名手らしい絶妙な素材に脱帽
軽く柔らかでもドレス感のある新しいタイプのジャケットを「柔(ニュー)ジャケット」と命名し、MEN’S EX(2018年9月号)でも特集で紹介しているが、中でも注目の一着をご覧いただきたい。
ザノーネ初となる布帛(織物)ジャケットのこちら、面白いのはその素材だ。ウールと化繊をほぼ半々にミックスしたもので、非常に軽くシルク混のような光沢をもつ。そのうえ肌触りが大変柔らかく、カットソーのような着心地だ。さらに適度なハリ感もあり、一枚仕立てにしてもペラペラせず、しっかりテーラード然と見えるのも魅力。
ひらりと軽快、ふわりと柔軟、でもきっちり見える。これぞ残暑に最適なバランスだ。
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[MEN’S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)