“スーツな男”の初夏の旅とその服。
—「今」な王道スタイル1週間—
【水曜日・木曜日】
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古きよき、という文句にどうにも弱い
雨上がりの夜空、いや昼空。空気が澄んで気持ちいい。気温も上がってきたので、軽快な服で出かけたい気分だ。とはいえ、Tシャツやスウェットパンツでは心もとないのがコンサバ男の性分。どこかにトラディショナルなものを入れたくなる。ビッグヤンクのワークシャツにあしらわれている左右非対称のポケットはガチャポケというそうで、1920年代に考案されたんだとか。これはアナトミカ別注で、昔ながらのゆったりしたシルエットにしているのにも惹かれた。
木曜日に選んだバーバリアンのラガーシャツは、武骨でがっしりした素材感がいい。創業当初の’80年代から使われている12オンスのヘビーコットンなんだそう。ジーンズのように、着るほどいい風合いになりそうだ。古きよきムードという言葉、その安心感には、めっぽう弱いのである。
Thu. ラガーシャツ1万2000円/バーバリアン(グリフィンインターナショナル) パンツ3万6000円/マディソンブルー (マディソンブルー) キャップ5800円/ラコステ(ラコステお客様センター) 時計155万円/グランドセイコー(セイコーウオッチお客様相談室)
[MEN’S EX2018年7月号の記事を再構成]
撮影/畑中清孝(UM) スタイリング/四方章敬 ヘア/馬場拓也(SEPT) メイク/Mai Kodama(SIGNO)
※表示価格は税抜き