「多少は、可愛げのある男でいたい」
ソフトなニットタイを上手く使う
年齢を重ねると、自らの意志と関係なくその佇まいがタフに見えすぎてしまうことがある。本当はもうちょっと、若手ともフランクに接したい。そんなミドルに効くのがニットタイ。編み地の柔らかな風合いは、フラットで親しみやすい印象作りにピッタリだ。スニーカー通勤など、カジュアル化が進む昨今の仕事服にも、実にマッチする。
左 : FIORIO / フィオリオ
ユナイテッドアローズのエクスクルーシブとなる1本は、シルク地を三つ巻きにし、さらに大剣を採用した幅7.5cmのビジネス仕様。1万3000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
右 : ARUCURI / アルクーリ
幅6cmのナローシルエットは、ともすればモードな印象に。しかし、シルクニットに加えてリバーシブルという面白さが、可愛げある印象を与える。1万円(麻布テーラープレスルーム)
[MEN’S EX2018年05月号の記事を再構成]
撮影/片桐史郎(TROLLEY)、若林武志、岡田ナツ子、長尾真志、村上 健、杉山節夫、大泉省吾、田中新一郎八田政玄、武蔵俊介、久保田彩子 スタイリング/武内雅英(CODE)、宮崎 司(CODE)、佐々木 誠 ヘアメイク/松本 順(辻事務所)、勝間亮平(MASCULIN) 構成・文/伊澤一臣、宮嶋将良(POW-DER) 取材・文/安藤菜穂子、酒向充英 文/長崎義紹(paragraph)、中河由起恵(paragraph)、吉田 巌(十万馬力)、秦 大輔、安岡将文、池田保行(04)、礒村真介 撮影協力/七彩、新宿パークタワー、パークハイアット東京、リュド・ヴィンテージ目白