スーツ×BDシャツには
ハズシの裏をかくNEWエレガンスを
オックス生地のBDシャツを、分かった上でスーツに合わせてみる。こういったスポーティなアイテムをハズシで着るのはイタリアの洒落者たちがしばしば実践してきたテクニックだ。昨今のクラシック回帰で人気のタブカラーシャツのように、BDシャツもカラーバーで襟元をタイトにし、クラシック感を出す。ハズシのアイテムをハズさない、エレガンスという遊びを楽しもう。
左 : BAGUTTA / バグッタ
イタリアンブランドのBDは、比較的タイトな襟でエレガント寄りの印象を醸し出せる。胸ポケットは肌面側に付いており、デザイン上の遊びとなっている。4万3000円(トレメッツォ)
右 :INDIVIDUALIZED SHIRTS / インディビジュアライズドシャツ
レガッタオックスフォードと呼ばれる、米国産2プライのヘビーウエイト生地のシャツ。今は事実上倒産してしまった米ダンリバー社の綿オックスの雰囲気に近づけている。2万4000円(メイデン・カンパニー)
[MEN’S EX2018年05月号の記事を再構成]
撮影/片桐史郎(TROLLEY)、若林武志、 岡田ナツ子、長尾真志、村上 健、杉山節夫、大泉省吾、田中新一郎、八田政玄、武蔵俊介、久保田彩子 スタイリング/武内雅英(CODE)、宮崎 司(CODE)、佐々木 誠 ヘアメイク/松本 順(辻事務所)、勝間亮平(MASCULIN) 構成・文/伊澤一臣、宮嶋将良(POW-DER) 取材・文/安藤菜穂子、酒向充英 文/長崎義紹(paragraph)、中河由起恵(paragraph)、吉田 巌(十万馬力)、秦 大輔、安岡将文、池田保行(04)、礒村真介 イラスト/越井 隆、谷本ヨーコ 撮影協力/七彩、新宿パークタワー、パークハイアット東京、リュド・ヴィンテージ目白